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自動車整備士とAI【現役自動車整備士が徹底解説】

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しー

こんにちは。しーです。今回は自動車整備士の未来について私の主観で考えてみます。

少子化や若者の車離れの加速、将来の選択肢の多様化で、自動車整備士を目指す若者が激減してますよね。

現在、現場で働いている整備士の方々は「人手不足」を痛感されているはずです。

整備要員の平均年齢は右肩上がりに 推移しており、ここ 15 年で平均年齢が約 7 歳上昇しています。なお平成 26 年では、5 5歳以上の方が約2割に達しています。

日本整備振興会連合会

また、整備業界は従業員 10 人以下の企業 が約 8 割を占め、大規模な採用活動等が困 難という現状があります。日本自動車整備振 興会連合会が平成 26 年に行った実態調査結 果によると、約 5 割の整備事業者で整備士が 不足、また約 1 割で事業に支障をきたしてい ると回答しています。

(出典)平成 26 年度実態調査(日本整備振興会連合会)

この「人手不足」による作業員の確保は今後、AIを搭載したロボットが代わりになってくると推測しています。

自動車整備士

自動車整備士ってAIに仕事を奪われるんじゃないの?

将来が不安だ。

この記事では、自動車整備士とAIについて解説します。自動車整備業界の将来について語ります。

私は自動車整備士として10年間、現場で働いてきました。最近、職場でこの話で盛り上がったので書きました。

仕事をしながら、「これだったらロボットでもできそうだな」みたいなコトを考えながら仕事してます。

私の周りではこんな意見がありました。

自動車整備士A

自動車整備士はAIに仕事が奪われる。

自動車整備士B

自動車整備士はAIを使って仕事をする。

この記事を読む事で、「自分は今後、自動車整備士としてどう行動すれば良いのか」「車が好きだから自動車整備士になりたいけど大丈夫なのか」こういった疑問にお答えできます。

AIには得意なコトと苦手なコトがあるので、そのへんを理解すればイメージしやすいです

では、見ていきましょう。

AIのできるコト、できないコト

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AI(人工知能)とは、人間の脳で考えているかのような働きをするのが特徴です。具体的な働きとしては「人の言葉を理解すること」「画像・映像を認識すること」「ビックデータを活用して予測を立てること」などが挙げられます。

AIのできるコト

できるコト

画像処理、画像の超解像、視覚で得た情報を言葉にできる。

カメラを使って、人や車、標識などを識別できます。人の目では見落としやすいようなモノに気づくコトができます。モノクロの画像でもカラー化できます。

故障している箇所を漏れなく見つけるコトができます。

音声処理

言葉を聞き取り、文章にするコトができます。音の違いであったり、人間と会話するコトができます。

記録簿の記入や見積もりの作成などを代行してくれます。

機械学習と深層学習

機械学習とは、スマホの顔認証システムのように人間がコンピュータに対して指示を与えて、その指示にしたがって理解していく仕組みです。色の違いを見分けて写真の分類を行わせる学習方法などが挙げられます。

深層学習とは、スマホの写真フォルダに格納されている写真の中から特定の人物が写っている写真だけをピックアップする機能のように、コンピュータ自らが幅広い特徴を把握していく仕組みです。

その車に合った修理を提案してくれるでしょう。

マニュアルに沿った作業、膨大なデータ処理

AIには人間のような「ひらめき」は無いですが、「事実」や「ルール」のみを客観的に判断し、淡々と作業をこなしていくことに優れています。

そして、大量のデータを処理するスピードを比較した場合、人間とAIではスピードや正確さで勝負になりません。また、AIは大量のデータを分析し、ある一定の「法則」や「傾向」を導き出すことも得意とします。

過去の修理情報を元に、修理方法を提案できます。

マニュアルに沿った正確な作業ができます。

AI(人工知能)最強じゃん!って感じですよね。ただ、苦手分野もあります。

AIのできないコト

できないコト

クリエイティブな作業は苦手。0から1を生み出す。

あくまでもAIは「過去のデータをもとに作業を行うこと」を得意としています。なので、これまで誰も思いつかなかったようなアイデアを「創造的な作業」として価値のあるものと定義するのであれば、AIの「まったく新しいものを生み出す力」は決して高くないといえます。

新しい故障や、新しいカスタム、マニュアルには無い効率的な作業方法の発見など「過去のデータ」にないアイデアは不得意です。

空気を読む

ビジネスを円滑に進める上では、相手がどのような考えを持っているのかを察して、空気を読むことが重要になる場面も多々あります。そして、その空気を読むという行動が、後々の大きなチャンスにつながっていくというケースも決して少なくないです。

AIにはそういった「相手の気持ちにより沿って空気を読む」「お客様との絶妙な距離感」みたいなモノが苦手です。

これは、人間だからこそできるコトです。

お客様に商品を提案する時にはやはり人間の出番です。

リーダーシップ

リーダーシップとはコミュニケーション能力で人々を引っ張っていく行くムードメーカー的な存在です。しかしAIには人間のように心を通じたやりとりをするスキルはまだありません。

ロボットがマネージャーをするような時代は遠い未来でしょう。

AIができる自動車整備

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上記を踏まえて、AIが得意とする事は単純な作業です。

自動車整備士で置き換えると、AIができるコトは、

オイル交換、バッテリー交換、タイヤ交換などの定期交換作業。

定期点検作業

自動車検査員

ではないかと思います。定期交換作業や点検は言うまでもないです。

自動車検査員は必要ない

自動車検査員に関しては、「道路運送車両法」を元に業務を遂行しますので、AIのビックデータを元に公平に「保安基準不適合」見極められます。

検査員からしても、検査ミスなどで行政処分を受けたりするコトも無くなります。

検査ラインだけ通せば、自動的にAIが指定整備記録簿を発行してくれるので業務効率化が図れます。

これからの自動車整備士

では、どういった自動車整備士が生き残れるのか。

それは、自動車整備プラスαのスキルがある自動車整備士

例えば、

高難度な重整備ができる(整備をする上で絶妙な力加減みたいなモノが必要な場面がある為)

車内での繊細な作業ができる(ロボットの場合、車内を傷つける恐れがある為)

超高難度の故障診断ができる。(今までに無いような新しい故障)

カスタム、ドレスアップなどのクリエイティブな作業ができる。

営業もできる。

このへんかなと思います。

単純にできる作業はAIにやらせて、新しいアイデアが生み出せる整備士が生き残れると考えています。

そして、ロボットでは提案できないお客様と親身に寄り添えるスキルを持った整備士も生き残れると思います。

まとめ

いかがでしょうか。この記事では、

①AIのできるコト、できないコト

②AIができるであろう自動車整備

③これからの自動車整備士について

こういったテーマで書きました。

今現在あるAIの情報を元に記事を書いています。

いろんな意見あると思いますが、これは個人的な見解です。

単純な作業は機械にどんどん奪われていきます。

これからは、プラスαのスキルを持った人間が生き残れる時代になってくると思ってます。

将来が不安な方は、違ったスキルを身につけて「ただの自動車整備士」にならないように共に頑張りましょう!

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ABOUT US

しー
自動車整備士歴10年目|国家2級整備士|自動車検査員|愛車:SUBARU FORESTER(SK9)|スバリスト歴12年目|2020年6月ブログ&ツイッター&インスタ開設|ライティングスキルを磨くために日々奮闘中|車初心者や若手メカニックに聞かれる悩みなどにお答えします|スバル向けコンテンツに詳しい