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ディーラーで整備をしたらミスはない?【ディーラー整備士が徹底解説】

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しー

こんにちは。しーです。今回はディーラーで整備をする事が本当に安心なのか深掘りしたいと思います。

さっそくですが、こんなツイートがあります。

ディーラーの整備士は、しっかりメーカーから専門教育されていて安心なイメージですよね。

ディーラーで整備した人

ディーラーで整備に出したら故障した!整備ミスなんじゃないの!?

安心なイメージのディーラーですが、ネットで検索していると「整備ミスされた」という情報が多く出てきます。

この記事では、ディーラーで整備をしたらミスは本当にないのか。徹底解説します。

私は現在、ディーラー整備士として働いています。過去に民間整備工場で1年間、働いていた経歴もあります。普段も民間整備工場から依頼される整備もやってます。

この10年間、いろんなディーラー整備士や、それ以外の整備士を見てきました。これまでの経験を元に書きます。

ディーラーで整備をするコトにはメリットとデメリットがあります。

それをまずこの記事で理解して、「今後どこで任せるべきなのか」がイメージできると思います。

結論を言ってしまうと、私は「全てをディーラーで任せるべきではない」だと思います。

それはナゼなのか、見ていきましょう。

デメリット

ディーラーのメリットって皆さん想像つきやすいと思います。

なのでデメリットからお伝えしますね。

工賃高い

工賃高いですよねー。

専用の設備で、専門の教育を受けたメカニック達が整備をしてくれるので仕方ないです。

でも高いですよね。

部品高い

その車に合った専用の部品を専門のメーカーが作っていますので、やはり純正部品はコストがかかってます。

その分安心ですが、社外品の汎用品などに比べると高くなりがちです。

予防整備を提案され、車検が高い

純正部品が高い上に、民間車検では交換対象にならない部品も入ってきます。

「ディーラーで車検を受けたのに壊れた」みたいな事を言われないように、できるだけ予防整備を提案します。

ディーラーの車検では車検後2年間安全に乗ることをベースに考えていることから、少しの劣化が確認できた時点で、交換対象となりがちです。

車が好きな整備士が減ってきている

民間整備工場に比べて、採用人数が多いです。人数が多ければ、イマイチな人材も増えてきます。

「とりあえずディーラーに就職しておいたら安心」「このメーカーの車がなんとなく好きだから就職して見た」など、

最近は若者の車離れもあり、そこまで車に興味が無い人材が採用されている傾向があります。

もちろん、志が強い新入社員もいます!

しかし、人手不足の傾向もあるのでそこまで車に興味の無い新入社員も増えてきています。

専門的な職種なので、「好き」で無いと中途半端な仕事になりがちです。

予約がなかなか取れない

ディーラーは先の売り上げを明確化させる為に早期予約を徹底しています。

効率良く工場を回す為には、整備士の予定を隙間なく埋めるコトです。

営業マンは早めにお客様にコンタクトを取ります。

なので直近の予約がなかなか取りづらいです。

急に故障した場合に入庫できたとしても納車はかなり先になってしまうケースが多いです。

そして、計画的に工場を運営したいので飛び込み客の場合はイイ顔はされません。

スタッフが基本忙しい

毎日高い目標の上、「働き方改革」で残業も多くできない。

残業を多くやっていた時代とさほど仕事内容も変わらないので、日中の忙しさが凄まじい店が多いです。

土日になるとマネージャー、フロントもつなぎを着て作業していたというような店も聞いたことがあります。

膨大な仕事量をこなしながら作業するので、「お客様の命を預かる自動車整備」が片手間になってしまう事があります。

自動車整備士のスキルの限界を超えてしまった時にミスが起こってしまいます。

メリット

専用のスキャンツールを持っている

現代の車は、ほぼ電子制御です。

何かしら重要な部品が壊れるとだいたいメーター内のランプで運転手に知らせてくれます。

スキャンツールを持っていないと仕事になりません。

汎用品のスキャンツールが民間整備工場にも普及してきましたが、

ディーラー専用の専門のスキャンツールの場合は、細かなデータ計測まで行えます。(高機能気筒モニターやオシロスコープ計測など)

これは、大きなメリットです。

故障事例などの情報をたくさん持っている

社内で故障事例や解決法を共有しています。

保安基準の問い合わせ情報も共有しているので、類似案件に関しての対応が早いです。

専門の教育を受けている

そのメーカーに特化している研修を受けているので、

専門の教育を新人の時から受けているので「そのメーカー」に関するスキルに特化しています。

そして、同じメーカーの車を毎日整備しているので経験も豊富です。

電気的な故障をした場合は強い

先ほど、【専用のスキャンツールを持っている】と言いましたが、

やはりここがディーラーの強みです。

チェックランプが点灯して起きたトラブルに関して対応力が早いです。

民間整備工場の汎用スキャンツールでもある程度診断できますが、難しいトラブルコードだと結局、ディーラーに依頼する事が多いです。

その時間が無駄なので、ディーラーで診断する方が早いです。

メリット、デメリットを把握して言えるコトは、

状況によって選ぶ

電気的な故障

→最近の車はほぼ電子制御なのでディーラーの方が専門なので安心

定期交換部品(エンジンオイル交換など)

→コスパの良い民間整備工場。タイヤはタイヤ館などを活用するなど。

重整備(エンジン載せ換えなど)

→昔からやっている民間整備工場などは、「腕の立つ職人」がいらっしゃいます。重整備は経験が大事なので。

カスタム

→専門のカスタムショップやチューニングショップを活用。カスタム分野のスペシャリストです。

状況によって選択するのが賢いかなと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?この記事では、

①ディーラーで整備する上でのデメリット

②ディーラーで整備する上でのメリット

③サービスは状況によって選択する

こういったテーマで書きました。

愚痴みたいになりますが、ディーラー忙しいです。人足りてません。

他の仕事で作業が片手間になってしまってます。正直。

ディーラーは工賃が高いので期待してしまう気持ちはわかります。

確かに「メーカーの知識」は豊富でも、「技術」に関しては自動車整備士によってバラバラです。

ディーラーばかり頼るのではなくて、「車のジャンル」によって専門の分野がありますので、もう少し視野を広くとると、安心して車を乗れると思いますよ。

ディーラーがお客様を囲い込みたいのは、会社としては間違って無いと思います。

私は、一人の自動車整備士として、お客様に「たくさんの選択肢は持つべきだと思います」

大切な愛車。大事にして下さい。

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ABOUT US

しー
自動車整備士歴10年目|国家2級整備士|自動車検査員|愛車:SUBARU FORESTER(SK9)|スバリスト歴12年目|2020年6月ブログ&ツイッター&インスタ開設|ライティングスキルを磨くために日々奮闘中|車初心者や若手メカニックに聞かれる悩みなどにお答えします|スバル向けコンテンツに詳しい