【定番】クイックエバポレータークリーナーを徹底レビュー【口コミは良好】

クイックエバポレータークリーナーを実際に使っている人のレビュー記事が見たい。

このようなご要望にお答えします。

クイックエバポレータークリーナーとは、エアコンの心臓部でもあり、悪臭の原因となりやすいエバポレーターをしっかり消臭し、エアコンの内部を超微粒子ミストで除菌コーティングすることで、カビや菌類の発生をガードするカーエアコンの消臭アイテム。

発売元は、トヨタのオリジナルブランド「DRIVE JOY(ドライブジョイ)」で、「品質」「コスト」「汎用性」にこだわり、高い技術力、確かな実績を持つトヨタ純正品メーカーです。

クイックエバポレータークリーナーは、エアコンの洗浄、その後の除菌コーティングを施してくれます。

商品名にある通り”クイック”に洗浄が完了するので、面倒な下準備や水作業などは一切不要で、簡単に施工が簡単なのも特徴です。

その効果も非常に高く、正規ディーラーでも採用されています。

とはいえ、実際効果はどのようなものなのか気になりますよね。

本記事のテーマ

【定番】クイックエバポレータークリーナーを徹底レビュー【口コミは良好】

しー

「エバポレーター?何それ?」

あまり聞きなれないワードかと思います。

この記事では、自動車整備士(メカニック)歴10年目のわたしがクイックエバポレータークリーナーを実際に使用したレビューと、エバポレーターについて解説します。

エアコンの臭いが消えなくて悩まれている方はいませんか?

臭いが気になるといって最初に疑うのはエアコンフィルターですが、エバポレーターが臭いの原因になっていることを理解しておきましょう。

クイックエバポレータークリーナー徹底レビュー

トヨタディーラーで使われているだけあって口コミも良好

信頼性バツグンのクイックエバポレータークリーナーは使う価値アリです。

まずはクイックエバポレータークリーナーについて簡単にご紹介。

メーカー名ドライブジョイ(DRIVE JOY)
モデル名V9354-0006
SIAA認証
商品の重量60g
使用回数1回
成分エタノール
非イオン系界面活性剤

除菌防黴剤
植物抽出物系消臭剤
抗菌効果約1年
販売価格(アマゾン)¥2,463

主な特徴として、臭いの原因となるエバポレーターをしっかり消臭し、エアコンの内部を超微粒子ミストで除菌コーティングすることで、カビや菌類の発生をガード。

エバポレーターの綺麗にすることで、夏場のエアコンの嫌な臭い”を一発で除去することが期待できる商品となっています。

エバポレーターを綺麗にする理由

まずカーエアコンの風の流れはこちらの通り。

【定番】クイックエバポレータークリーナーを徹底レビュー【口コミは良好】エバポレーターを綺麗にする理由
出典:maruku
  1. エアコンフィルター
  2. ブロアファン(車内専用の扇風機)
  3. エバポレーター
  4. 吹き出し口

なので、エアコンフィルターを交換しただけでは臭いはとれません。

最終的に風が当たるのはエバポレーターなのでここを綺麗にするコトが重要となり、エバポレーターを綺麗に保つコトで車内の空気はかなり変わってきます。

エバポレーターは使用する過程で必ず水滴発生します。

水滴がついたまま放置しておくと、当然カビや雑菌が繁殖します。また、ホコリや花粉などの汚れもどんどん蓄積していくのです。

日本は多湿状態の国です。
夏はかなり蒸し暑くなります。

車種によって若干異なりますが、多くの場合、ダッシュボードの奥の下の方にエバポレーターが取り付けられていますので、暗く風通しが悪い場所にあります。ここはカビの温床となりやすい条件が揃っています。

そんな状態なのに、なにもメンテナンスもしないでいたら、カビや雑菌が大量発生しても、全く不思議ではありませんよね。

エバポレーターを取り外して洗浄すれば確実ではありますが、取り外そうと思うとかなり大変な作業となります。車種によっては、ダッシュボードを脱着しないといけません。

ここで便利なのが、エアコンフィルターが装着しているところからブロアファンの風を利用して洗浄する方法。

エバポレータークリーナーを使った方法が有効になります。

しー

「定期的にエバポレーターを洗浄する」というのは確かに効果的ではありますが、手間やコストを考えると少し面倒です。

優先すべきなのは、エバポレーターの上流にあたる「エアコンフィルターの定期交換」です。

エバポレーターだけが綺麗でも、エアコンフィルターが汚れていたら意味がありませんので。

エアコンフィルターの交換は、安心の「デンソー製」を使用しましょう。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

デンソー製エアコンフィルターについて【交換方法と口コミもご紹介】

クイックエバポレータークリーナーの気になる点

さっそくですが、使用する前にデメリットについて理解しておきましょう。

  • 古い車両にはオススメしない
  • エアコンフィルターを取り外す必要がある

こんな感じ。
順番に解説します。

古いクルマにはオススメしない

私の過去の経験ですが、20年ぐらい前の車両でエバポレータークリーナーをブロアファンに直接吹きかけるコトによりブロアファンが故障したケースがありました。

相当古いクルマの場合、ブロアファンモーターが劣化している可能性があるので使用を控えた方が無難です。

しー

では、古いクルマ場合はどうすればいいのでしょうか?

そういった人は、エバポレータークリーナーのホースを極力奥に入れて、ブロアファンにかからないように慎重に施工しましょう。

もしくはスチームタイプの消臭剤がオススメ。

スチームタイプの消臭剤であれば「ドクターデオ 循環タイプ」が非常に有効なので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

エアコンではなく、車内の消臭をメインとした「浸透タイプ」についてはこちらの記事で解説しています。

【レビュー】ドクターデオ 循環タイプ【結論:効果バツグン。しかもコスパ高め】

エアコンフィルターを取り外す必要がある

エアコンフィルターを外すのが苦手な人にはデメリットになります。

エアコンの吹き出し口からホースを挿入するクリーナーに比べると若干手間ではありますよね。

しー

面倒な人は、先ほど紹介した「ドクターデオ 循環タイプ」を使うかカーメイト いますぐエアコン消臭 銀 スプレーがお手軽です。

クイックエバポレータークリーナーのメリット

【定番】クイックエバポレータークリーナーを徹底レビュー【口コミは良好】クイックエバポレータークリーナーのメリット

メリットについてはこちらの通り。

  • ディーラーでも取り扱う信頼性
  • エバポレーターを取り外さなくていい
  • 脱臭剤も付属

こんな感じ。
順番に解説します。

ディーラーでも取り扱う信頼性

実際にトヨタのケミカル用品として正式にラインナップされている商品なんです。

トヨタ、トヨペット、カローラ、ネッツの販売店で実際に使用されているので信頼性が高いです。

しー

今までトヨタの現場で培われてきた技術、ノウハウが詰まったエバポレータークリーナーなので他の汎用品に比べると効果が期待できます。

エバポレーターを取り外さなくていい

本来であればエバポレーターを取り外して洗浄しなければなりませんが、かなり大掛かり作業となってしまいます。プロに任せないとできないレベル。

エバポレータークリーナーであれば、エアコンフィルターを取り外すだけで施工することができてしまいます。

しー

最近のクルマであれば、グローブボックスを取り外すだけでエアコンフィルターにアクセスできます。

なので、わざわざディーラーで洗浄してもらわなくても施工ができてしまいます。

脱臭剤も付属

エバポレーターの洗浄だけではなく、脱臭剤が付属しているので臭い対策に関しても安心です。

サイズは少し小さめですが、無いよりは全然マシなので嬉しいポイント。

脱臭剤の取り付けは、グローブボックスの上側に両面テープで貼っておくだけなのでついでにできます。

しー

とはいえ、付属品なので効果はそこまで長続きしないと思います。

さらに抗菌効果、さらなる悪臭の予防を求めるのであればわさびデェールを追加で購入しておくと完璧です。

クイックエバポレータークリーナ使ってみた

【定番】クイックエバポレータークリーナーを徹底レビュー【口コミは良好】クイックエバポレータークリーナ使ってみた

ここからは実際に使用してみたので施工方法も一緒にご紹介します。

作業方法が細かく記載されている説明書付き。

さらにグローブボックスの裏側に貼り付けられる脱臭剤も入ってますので便利です。

作業準備

【定番】クイックエバポレータークリーナーを徹底レビュー【口コミは良好】クイックエバポレータークリーナ使ってみた

同封されているホースを本体の奥まで挿入します。

挿入が甘いとレバーを押した時に液剤の勢いで抜けてしまいますので注意です。

【定番】クイックエバポレータークリーナーを徹底レビュー【口コミは良好】クイックエバポレータークリーナ使ってみた

エアコンフィルターを取り外して同封されているブラケット?を貼り付けます。

穴にホースを通したら準備完了です。

>>エアコンフィルターの取り外し方法はこちら

作業手順

【定番】クイックエバポレータークリーナーを徹底レビュー【口コミは良好】クイックエバポレータークリーナ使ってみた

エンジンを始動して、エアコンを設定します。

吹き出し口のシャッターは全開にして下さい。

  • エアコンスイッチ:OFF
  • エアコン温度:Max Cold
  • 吹き出し口:ベント(顔に当たっている絵)
  • 風量:Max
  • 内気循環
【定番】クイックエバポレータークリーナーを徹底レビュー【口コミは良好】クイックエバポレータークリーナ使ってみた

この状態で、ブロアファンの中心部に噴射していきましょう。

ブロアファンは下側にあります。

噴射が終わるとエアコンスイッチをONにして5分間放置です。

【定番】クイックエバポレータークリーナーを徹底レビュー【口コミは良好】クイックエバポレータークリーナ使ってみた

その間にエアコンフィルターを元に戻して、グローブボックスの裏側に脱臭剤を貼り付けます。

5分過ぎたらグローブボックスも元に戻して作業完了です。お疲れ様でした。

その後エアコンを使用した感想

【定番】クイックエバポレータークリーナーを徹底レビュー【口コミは良好】クイックエバポレータークリーナ使ってみた

作業した車両は走行距離10万kmのラパンです。今までエアコンフィルターを一度も交換していない車両です(笑)。

もちろんエバポレーター洗浄も初めて。

当然いろんな臭いが吹き出し口からしておりました。

作業直後は、薬品の臭いがありましたが次第にとれてきて臭いもスッキリ。

値段の割には満足できる商品でした。

クイックエバポレータークリーナーの口コミ

エアコン消臭の定番商品なので口コミも多め。

使った次の日から臭いが…。という人もいましたが、もう手遅れなのかもしれませんね。

こうなってくるとエバポレーターを直接洗浄する必要がでてきます。

直接洗浄するということは、クルマから取り外すということです。

工賃バカにならないですよ〜。

こうならないように定期的にクイックエバポレータークリーナーで洗浄するようにしましょう。

臭いの原因は「エバポレーター」です。

【定番】クイックエバポレータークリーナーを徹底レビュー【口コミは良好】臭いの原因は「エバポレーター」です。

以上、クイックエバポレータークリーナーの徹底レビューでした。

エアコンフィルターさえ交換すれば良いと思っている方が多いですが、エバポレーターを綺麗に保つことが大事です。

もし以下のような人はさっそく施工してみて下さい。

  • エアコンのカビ臭が気になる
  • 少し手間でも綺麗にしたい
  • 信頼のある消臭剤を使いたい

こんな感じ。

ぜひ一度、クイックエバポレータークリーナー試してみて下さい。

「んーそれでも他のアイテムも気になる」という慎重派の人は、わたしが厳選した車内消臭グッズをまとめた記事も作成しておりますので、ぜひ覗いてみて下さいね。

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