以下は、管理人のX(ツイッター)に寄せられた実際のDMです。
少し長いです。
この記事では、こちらの疑問を元に作成しました。
この記事を読むことで、中古車や新車を問わず、どのような車種を選べばいいのか、どのような手続きが必要なのかが分かります。
現在スバル車を検討中の人は、スバル車のおすすめ人気ランキングも合わせてご覧ください。
スバル車の購入方法4選
スバル車を購入する手段としては、主に4つあります。
買い方1:ディーラー(迷ったらコレ)
質の高いサービスを求めるならディーラーがおすすめ。
ディーラーで購入するメリットは以下の通りです。
- サービスの質が一定水準を満たしている
- 新型車の試乗・展示車が充実している
- 専門の研修を受けたメカニックが在籍している
- 認定中古車がアツい
このようにメーカーと特約店契約を結んでいるディーラーは、基本的にメーカーの方針に沿ったサービスを展開するため、サービスが手厚いです。
また保証内容の充実さやメーカー研修を受けた専門のメカニックが在籍しているので、アフターサポートが充実しています。
買い方2:ネットでカーリースに申し込む
車の費用をすべて定額化するならカーリースがおすすめ。
カーリースは、リース会社が所有する車を定額制で利用できるサービスです。
車を維持していくためには「税金」「点検」など、多くの出費が必要になってきます。
カーリースでは、これらのコストが月額料金にすべて含まれているので、ライフプランが組み立てやすいのが特徴です。
取扱車種が豊富なカーリース会社では、さまざまなメーカーの車種やグレードを比較して検討できます。
特定のメーカーに偏らないフラットな目線でのアドバイスも受けられ、自分にぴったりの車を見つけやすいといったメリットがあります。
また申し込み〜納車まで、すべてネットで完結するため、各メーカーのディーラー巡りをする必要もなくなり、休日を有効に使えるようにもなるでしょう。
買い方3:中古車販売店で買う
「価格の安さ」と「即納車」なら中古車がおすすめ。
中古車のメリットとして挙げられるのは何といっても価格の安さでしょう。
たとえば新車時価格300万円だった車を、その後わずか1年落ちの中古車として200万円で手に入れた経験が筆者にはあります。
登場したての新型車などは除いて、中古車の価格は1年落ちのものであっても2〜3割程度安く買うこともザラにあります。
新車と同じ予算なら装備の充実した上級グレード、さらにはワンランク上の車種を買うことができるのも中古車購入ならではの醍醐味です。
また新車のように、0から製造するわけではない為、購入から納車までが早いのもメリットの1つです。
買い方4:フリマサイトで買う
掘り出しモノの中古車を見つけるならフリマサイトがおすすめ。
不用なものを気軽に売ってお金に変えられるのが個人売買などの「フリマ」。
ちょっとしたお金が欲しいときにめちゃくちゃ便利ですし、断捨離ブームの影響もあってフリマサイトを使うこともだいぶ一般的になってきましたよね。
このブームは自動車にも来ており、高く売る為に、個人売買やネットオークション、フリマサイトなどを考える人も増えてきています。
その理由としては、個人売買やネットオークション、フリマサイトは直接商品のやり取りをすることで、「中古車販売店の仲介がない=買いたい人は安く・売りたい人は高く」取引することができるからです。
フリマといえば、メルカリを想像される人が大半かと思いますが、近年では車に特化したフリマサイトも充実してきています。
スバル車を初めて買う時の準備
車を初めて購入する際には、自分の生活にはどのような車がいいのかを決めなくてはいけません。
準備1:スバル車を購入する目的を明確にする
車を購入する目的を明確にすることで、用途に合った車を選びやすくなります。
車体形状 | 参考車種 | |
---|---|---|
通勤用に使う | 軽自動車 | プレオ シフォン ステラ |
子供の送迎や買い物に使う | 軽自動車 コンパクトカー | プレオ シフォン ステラ レックス インプレッサ |
キャンプや旅行に使う | ステーションワゴン SUV | レヴォーグ クロストレック フォレスター アウトバック |
走りにこだわる | セダン クーペ | WRX S4 BRZ |
最初の段階はこんな感じで、ざっくりでOK。
ただ、多くの車はどのようなシーンで活用されるのかという目的をもって作られています。
例えばクロストレックなら、都会派だけど休日はアウトドアも楽しみたい夫婦が快適に過ごせるような装備、を想定していたりします。
その車が自分に合ったコンセプトなのかを、実際に車を選びながらしっかりと決めていきましょう。
準備2:新車か中古車を選ぶ
新車と中古車のメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
新車 | ・すべてが新品 ・オプションを自分で選べる ・壊れるリスクが低い | ・高額になりやすい ・納車まで時間がかかる |
中古車 | ・旧モデルの購入が可能 ・車体価格が安い ・即納車できる | ・壊れるリスクが高い ・価格変動が起こりやすい |
新車でも中古車でも、購入する際にはメリットとデメリットが存在します。
そのため、一概にどちらが良いか優劣をつけることは難しいでしょう。
中古車であれば、初期費用が安く抑えられる分、購入後のメンテナンス費用は多くかかることは知っておく必要があります。
新車であれば、初期費用はかかりますが、故障しにくい分購入後の費用を抑えられることができます。
双方のデメリットを知った上で、自分に合った車選びを行うことが大切です。
準備3:予算を決める
無理なく購入できる車の価格帯は、おおよそ年収の半分が目安であるといわれています。
年収 | 購入しやすい価格帯 |
---|---|
年収500万円 | 250万円 |
年収600万円 | 300万円 |
これはカーローンを利用される人を想定した一般論なので、目安と考えて下さい。
例えば、年収600万の可処分所得(手取り)は手取り「465万円前後」が目安です。
300万の車を買ったら、自由に残るお金は165万になります。
165万を月で割ると、生活費で13万7,5000円。
貯金があったり持ち家なら、なんとかなる数字ですね。
ただし年収が300万円未満の人は、一概に「年収の半額までの車なら買っても大丈夫」とはいえません。
なぜなら、最低限生活に必要なお金というのは、ある一定額以下にはならないからです。
「年収200万円だから100万円の車を買える」と思ってしまうのは危険です。
とはいえ、実際にいくらの車を買えるかは、それぞれの生活スタイルによっても異なります。
「独身で実家住まい、給料の半分は貯金していて車を現金で買っても年収程度の貯金が残る」というのであれば、たとえ年収が200万円でも、100万円以上の車を持てるかもしれません。
準備4:購入後の維持費を把握する
車を購入後に「維持費が捻出できない」という状況に陥らないためにも、実際どれくらいの維持費がかかるのかを把握しておきましょう。
車には「月にかかる維持費」と「年にかかる維持費」があります。
これらの金額は車種ごとによって変わってくるので、見積もりの段階でしっかりと把握しておきましょう。
ちなみにカーリースでは、「車両代+年にかかる維持費」を定額化することができるので、年間にかかる維持費を気にせず乗ることができます。
自分に合ったスバル車の選び方
ここからはスバル車を5台乗り継いできた筆者がおすすめする、スバル車の選び方(OEM車除く)についてご紹介します。
選び方1:2人で使いたい
インプレッサ
スバルの「インプレッサ」という車種を詳しくご存じなくても、その名前を聞いたことはあるという人は多いのではないでしょうか。
インプレッサとは、現在のスバルのベースモデルとして長年愛され続けている車種です。
インプレッサの魅力を総括すると、機能のバランスが整い、欠点らしい欠点が見当たらないこと。
バランスの良いサイズのボディ、水平対向エンジンとAWDシステムによる爽快かつ軽快なドライビングを手頃な価格で味わうことができます。
ずば抜けた個性こそ見当たりませんが、あらゆる面でライバル車種と同等かそれ以上の能力を発揮する、優等生っぽさを強く感じられる車種になります。
クロストレック
クロストレックとは、トレンドに合わせて進化したインプレッサです。
アウトドアライクな見た目となんだか都会ちっくなスタイリッシュさ。
セダンのようなトランクでもなく、リアシート後ろがラゲッジスペースになり、積載量が大きく、積み下ろしもしやすい。
まさに現代に合ったスバル車と言って良いでしょう。
ミドルクラスのSUVは、SUVとワゴン/ハッチバックの中間に位置し、世界の各メーカーから新モデルが発売されている今人気のジャンルでなわけですが、その元祖は、レガシィ・アウトバック。
見た目だけではない、レガシィ、フォレスターゆずりの悪路走破性を兼ね備える、本格派SUV顔負けの実力の持ち主なんです。
それでいて価格は300万円以下から購入可能と、このクラスでは「コスパ最強」です。
選び方2:ファミリーで使いたい
フォレスター
フォレスターとは、高い悪路走破性と利便性を追及したSUV。
セダン、ワゴン、クロカン四駆それぞれにかけている部分を詰め込み、2023年現在のモデルは5代目となり、長きにわたって根強いファンを持つ車のひとつです。
さらに、荷室(ラゲッジルーム)の広さや荷物の積み込みやすさがファミリーカー選びにも好ポイント。
フォレスターの荷室容量は509Lで、SPORTグレードのみさらに容量が増え、520Lもの積載量を誇ります。
子育て世代からシニア世代まで、通勤仕様からアウトドアまで、幅広い仕様用途に対応できるのが、フォレスターなんです。
またフォレスターの室内は、スバル車SUV3台の中でもっとも広く設計されています。
室内長×室内幅×室内高 | |
---|---|
クロストレック | 1930×1505×1200mm |
アウトバック | 1840×1545×1245mm |
フォレスター | 2130×1545×1275mm |
5人乗りSUVの中で見ると、フォレスターは比較的広めの室内空間を持っているのが特徴です。
前席・後席ともに左右席間や肩周り、足元などに十分なゆとりを確保しています。
ドライバーが快適な姿勢で運転できるだけでなく、乗客もゆったりとくつろいでドライブを楽しむことができます。
アウトバック
アウトバックとは、レガシィシリーズのラインナップとして位置づけられ、「ツーリングワゴン」をベースとしたクロスオーバーSUVです。
デビューは、1995年に「グランドワゴン(海外ではアウトバック)の名称で販売され、国内では2003年10月のフルモデルチェンジを機に、車名を全世界同一の「アウトバック」へ統一。
現行型は6代目となっており、歴史がかなり深いモデルとなっています。
2021年には「自動車安全性能2021ファイブスター賞」を受賞し、安全性能について高く評価されています。
アウトバックの良さは、ワゴンスタイルを踏襲した居住性の高さ、路面の凹凸を適度にいなす車体構造、エンジン音よりもロードノイズのほうが大きいくらいの静粛性、そしてゆったりと乗っていられること。
インプレッサやレヴォーグなどのキビキビとした走りには適しませんが、そこに魅力を感じる人にはおすすめの1台です。
選び方3:スバルの伝統と最新技術を味わいたい
レヴォーグ
レヴォーグとは、2014年にレガシィの後継車として発売されたステーションワゴンです。
現在販売されているレヴォーグは、2020年10月に発売された2代目となります。
日本にステーションワゴンを根付かせたレガシィツーリングワゴンの後継車として登場したレヴォーグは、初代そして2代目となる現行型も高いグランドツーリング性能と安全性を両立したモデルとなっています。
SUVが人気となっていてもレヴォーグはスバル国内の中心モデルとして最新技術が導入された意欲作となっています。
2020年には「2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しており、年間を通じて最も優秀なクルマとして高く評価されました。
選び方4:スバルの走りを存分に味わいたい
WRX S4
WRX S4とは、2014年に発売されたレヴォーグベースのセダンモデル。
現在販売されているWRX S4は、2021年11月に発売された2代目となります。
2代目WRXS4は、レヴォーグと同様スバル最新のプラットフォームであるSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用し、走行性能を大幅にアップしています。
エンジンの排気量もFA20型2.0Lターボから、FA24型2.4Lターボへアップ。
最高出力は、燃費や排ガスの問題もあり300psから275psへとダウンしているものの、非常に扱いやすくなっています。
BRZ
BRZとは、スバルとトヨタが共同開発したFR駆動のスポーツカー。
2012年に登場したBRZは、スバルとトヨタが共同開発したスポーツカーで、トヨタ86とは兄弟車にあたります。
車名のBはボクサーエンジン (Boxer Engine)、Rは後輪駆動 (Rear wheel drive)、Zは究極 (Zenith)の頭文字で、そこで示されているようにスバルの量産初の後輪駆動車でもあります。
選び方5:EVが欲しい
ソルテラ
ソルテラとは、スバルとトヨタが共同開発した電気自動車(EV)。
長年に渡り4輪駆動車を得意とするスバルのノウハウを盛り込み、トヨタと共同開発したBEV専用プラットフォーム「e-Subaru Global Platform」を採用。
操縦安定性が高く、ドライバーのステアリング操作に対してリニアに反応する、スバルらしい走りを実現しています。
パワートレインに「最高出力203ps・最大トルク266Nm」を発揮するモーターをフロントに搭載した前輪駆動モデルと「最高出力108ps・最大トルク169Nm」を発揮するモーターをフロントとリアに搭載し、システム最高出力217psを発揮する全輪駆動モデルが存在します。
これに、71.4kWhのバッテリーが組み合わされ、最大航続距離は前輪駆動モデルで567km、全輪駆動モデルで487‐542kmとなります。
前輪駆動モデルが599万5000円〜で、価格はお高めですが、スバルとトヨタの最新技術が織り込まれる未来に向けた1台となっています。
スバル車の購入するときの流れ(ディーラー版)
車種が決まったら、次は購入です。
納車までの流れを把握しておきましょう。
購入1:試乗
初めてスバル車を買うという人は、必ず試乗はしましょう。
筆者が思うスバル車の良さは、感覚的な面まで含めて、車の基本性能が非常に高いこと。
ハンドリングに対して忠実、路面からのダイレクト感、そしてスポーティさが強過ぎると思いきや馴染みやすい動きをしてくれる。
これは、ネットや雑誌の情報だけでは分かりづらいところです。
ぜひ店舗に予約して、試乗することをおすすめします。
購入2:見積もりの取得
車種が決まったら、予算に見合うか検討するため、見積もりを取得します。
欲しいオプションや保証サービス、下取り車の有無などを明確にしておくと、スムーズです。
できるだけお得に購入したい方は、値下げ交渉も忘れずに行いましょう。
ただし新型車の場合は、メーカー側がかなりのコストをかけて開発していますので、厳しいと思われます。
購入3:契約
車の契約には、さまざまな書類が必要となります。
スムーズに手続きを進めるためにも、あらかじめ準備できるものは集めておきましょう。
実印 | 市区町村の役所で登録した印鑑です。 |
印鑑証明 | 市区町村の役所で実印登録後に発行できます。 |
車庫証明書 | 駐車場の所在地を管轄している警察署で申請します。 |
なお、車検証や自賠責保険証、車の登録や名義変更などの手続きを販売店に代行してもらうための委任状などは、販売店が用意してくれます。
購入4:納車
購入した車が納車されるまでには、通常2〜3ヶ月程度の時間がかかります。
現在、世界的な規模で発生している半導体部品の不足の影響で、納車されるタイミングはかなり変動します。
詳しくは、スバル公式の工場出荷時期目処のご案内をご覧下さい。
【保証制度をうまく使う】購入後の付き合い方
新車で購入した場合、国内のすべての正規販売車であれば、必ず保証が付帯しています。
いずれも期限や距離が定められ、それを超えた場合は有償でのメンテナンスとなるので注意が必要です。
一般保証 | 特別保証 | |
---|---|---|
期間 | 3年 or 6万km どちらか早いほう | 5年 or10万km どちらか早いほう |
代表例 | エアコン パワーウィンドウ ドアミラー など | エンジン ブレーキ ハンドル など (走行に直接関わる部品) |
この保証は、正規販売で購入する最大メリットであり、長く愛車と付き合っていくのであれば、ぜひ活用して頂きたいところ。
複雑な中古車保証よりも内容が強力ですし、専門の教育を受けたディーラーメカニックによる正確な故障診断と部品交換作業を受けられます。
ただこの期間に該当するすべての車両に対して反映されるわけではありません。
改造車やサーキット走行によって、故障箇所への負荷があったと判断された場合は保証が受けられなかったりします。
また、ディーラーが指定している定期点検をしっかり受け、十分メンテナンスされていることが前提なので注意して下さい。
まとめ
スバル車の選び方から購入までを解説しました。
最後に、ご紹介した内容をおさらいしておきましょう。
- 初心者の人は「ディーラーで買うのがおすすめ」
- スバル車を購入する目的を明確にする
- 新車か中古車を選ぶのか明確にする
- 予算を決める
- 購入後の維持費を明確にする
- 車種ごとの特徴を知っておく
- 新車納車には2〜3ヶ月かかる(車種による)
ただ、新車購入においては「どの車種が自分に合っているのか」という段階が非常に悩むポイントです。
「スバル車のおすすめ車種を知りたい!」という人は、以下の記事もご覧ください。
29歳男です。東京で生活をしていましたが、実家の事情で地元に戻ることになりました。田舎の山奥ですので車は欠かせず、祖父が老化のため手放そうと考えていた車を譲り受けましたが、あまりにも車の状態が良くないので、新しく購入しようと考えています。自分は昔、スバルのレヴォーグに一目ぼれたことがあります。その後は、良いなと思った車はフォレスターやアウトバックとなぜかスバルの車に興味があります。この3車種を中心に考えたいと思っています。新車でなければならないというこだわりはありません。考えておくこと、知っておくこと、準備しておくこと、その他アドバイスをお願いします。