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【職人】ネプロス ラチェットのレビュー【NBR390】

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しー

こんにちは。しーです。今回はネプロスのラチェットを購入したのでレビューをします。

ネプロス(nepros)は、KTCが手がける高級工具ブランドであり、その性能は世界中のメカニックが絶賛する最高レベルの工具です。

1995年に販売開始されたネプロスは、世界水準の究極のデザインと機能美をコンセプトに作られており、まさに世界的工具メーカースナップオンに匹敵する高級工具です。

スナップオン好きの私は、今までネプロスの工具を買ったコトはなかったのですが、90枚ギアのこのラチェットは前から気にはなっていたので今回購入してみました。

1990年初頭、KTCは自動車メンテナンスのプロフェッショナルに向けた世界一のハンドツールをつくることを決意しました。この開発においてKTCが目指したことは極めてシンプルでした。世界中の競合他社製品を徹底的に検証し、素材、設計、製造技術、工作精度など、すべてにおいて他社製品を上回り、なおかつ自分たちの理想の形を追い求める。そして、常に世界一であり続けるために絶え間なく進化し続ける。そして5年の歳月をかけて生み出されたのがnepros(ネプロス)です。KTCが考える理想の工具を具現化したネプロスの最高の機能と性能、上質な操作感と美しさに触れた時、他のハンドツールでは味わえない深い満足感を感じていただけるでしょう。

ネプロスとは

そんな高級ブランド「ネプロス」のスタンダードラチェットである【NBR390】。

ネプロスのラチェットが気になる人

スナップオンの【F80】に比べてどうなの?

はい。私もそれ気になってました。今回は【F80】との比較も交えながら、ネプロス ラチェット【NBR390】をレビューしていきます。

ネプロス 9.5sq.ラチェットハンドル
  • 小判形ヘッドとしては世界最高クラスの90枚ギアを採用
  • 振角(送り角)4°
  • ネプロスの原点である「使いよさ」を追求
  • 空転トルクの「軽さ」や「音」にこだわり
  • ユニオン機構搭載
  • 補給部品としてリペアキットを設定
  • 全長180mm/ヘッド部幅30mm/ヘッド部厚み15mm/柄部φ20mm/重量275g
しー

ネプロスの工具は初めてですが、ラチェット自体は長年使っている工具なので、比較できます。

手元にあるスナップオン ラチェット【F80】との比較をベースに書きました。

私がラチェットに求めるモノは、「カッコよさ」「振角」「空転トルク」「耐久性」を重要にしています。ネプロス ラチェット【NBR390】は、この要素を全てクリアできているラチェットだと思います。

多ギアラチェットというだけでなく、総合的に満足のいく文句のなしのラチェット。

それは何故なのか。最後まで読んでみてくださいね。

では、見ていきましょう。

世界のマーケットは多ギアラチェットへ

今から12年前の2008年に、スナップオンから小判型ヘッドの80枚ギアという衝撃的なラチェットを日本でリリースしました。

まだ高校生だった私は、車だけでなく工具にも興味があり、当時は36枚ギアが主流だったラチェットに、80枚ギヤのラチェットがスナップオンから発売されたことに衝撃を受けたのを覚えています。

スナップオンに負けじと他メーカーから多ギアラチェットが誕生します。もちろんKTCも負けじと開発を進めます。KTCにも多ギアの小判型ラチェットを求めるユーザーの声が多く寄せられており、「ネプロス」の90枚ギアラチェットが登場したのは2012年でした。

当時他メーカーの多ギヤラチェットは繊細なコトもあり不具合も多かったのですが、ネプロス ラチェット【NBR390】は完成度が高く、圧倒的にトラブルが少ないラチェットだったそうです。

デザインも美しいです。ヘッド周りの刻印とハンドル部の滑らかな曲線がカッコいいです。所有欲を満たしてくれます。そして宝石のように輝いている。あと専用の箱がカッコいい。使うのが勿体ない気もします。

個人的には、スナップオンの「カクカク」したデザインのが方が私は好きですが。

2013年のグッドデザイン賞で、受賞しています。

90枚ギア

多ギアラチェットの中でも90枚ギアは、最高クラス。100枚ギアのスナップオン【FHNF100】やシグネット【12572】、144枚ギヤ(72枚ギアが2つ)のTONE【RH3VHW】などがありますが、実用的な範囲では、90枚でもかなり多い方です。

振角は、【F80】と同じ4°です。ラチェットを振る回数をかなり減らせますので作業中のストレスが軽減されます。

この「カリッ」の角度が細かいほど、ラチェットを振れない狭い所で大活躍します。

音にムラがない

ネプロスシリーズのラチェットで特にこだわりが強いのが空転時の音。

ファクトリーギアのブログで、KTC品質保証部の藤田部長という方がこう語っています。

「我々は、ラチェットでは特に仕上がりの音にこだわってきました。ネプロスらしい納得いく音を生み出すためには、パーツの大きさ、硬さ、バネの強さ、はめあいを生み出す精度などいくつもの要素があります。それらのバランスは設計上の理論数値だけでは決して生み出すことが出来ないものなのです。ですから何度も納得する音が生まれるまで試しました。NBR390というラチェットの量産が決定できたのも、多ギアになっても従来のイメージを損なわれない、ネプロスらしい音を実現できたという面が大きかったですね」

ファクトリーギアブログ

空転時のリアルな音をこのブログではお伝えできませんが、軽すぎず、決して重たい訳でもない、「聞いていて心地のいいカリカリ音」という感じでしょうかw

精度の良さを感じれる繊細な音がします。無駄にラチェットをカリカリしたくなります。

ユニオン機構

もちろんKTCの技術であるユニオン機構も搭載されており、ソケットの着脱がスムーズに行えます。軍手をしていると滑ってソケットが外せない時がありますが、ボタン一つで出来ちゃいます。

ユニオン機構についてはこちらの記事をどうぞ。

空転トルクの軽さも良い

空転トルクも非常に軽め。個人的にスナップオン ラチェット【F80】より軽めです。

ユニオン機構+多ギアで内部が少し複雑になりがちなこのラチェットでこの空転トルクを出しているのはさすがかと。

欲を言うとコーケン ジール ラチェット【3725Z】よりかは、少し重いような気はしますが、使用する上では全くストレスなく使えそうです。

ヘッド周りもコンパクト

写真の通りスナップオン ラチェット【F80】に比べるとコンパクトです。

ヘッドの厚みは両者とも同じぐらいでした。

もちろんリペアキットもあり

リペアキットもあるのガシガシ使えます。アフターメンテナンスもバッチリですね。

KTC ラチェット【BR3E】と同様、+ドライバーのみで分解・組み立てが出来ちゃいます。

さすがに値段はお高めですが…。

超ハイクオリティなこのラチェット。お値段はそこまで可愛くないです。

スナップオン ラチェット【F80】は、アマゾンで15,000円程。

ネプロス ラチェット【NBR390】は、アマゾンで12,000円程。

値段はスナップオンに匹敵しますが、ここまでハイスペックなラチェットであれば納得です。この2つのラチェットは並べられたら迷わず【NBR390】を買っちゃいますよ。さすがネプロス。

デメリットを書こうと思いましたが、マジで文句なしです。あえて言うなら、狭いところでソケットを外したい時に指が入らずプッシュボタンが押せなくて困らないかなーぐらい。そういった場面では、最初から他の工具を使えば良いだけの話。

ネットのレビューを見ていると「重い」と良く書かれていますが、私は全然感じませんね。

このラチェットの個人的な良いポイントをまとめました。

  • 重量バランスが良い(ハンドル内部が中空でヘッドが重い)
  • 90枚ギアの繊細さと空転トルクの軽さ
  • プッシュキャンセルでソケット着脱が楽

まとめ:職人のラチェットで整備を楽しむ

いかがだったでしょうか。この記事では、

  • 多ギヤラチェットについて
  • 空転時の音について
  • ユニオン機構について
  • 空転トルクについて
  • ヘッド周りがコンパクト
  • リペアキットについて
  • 値段はお高めですが、文句なしのラチェット

こういったテーマで書きました。

ネプロス ラチェット【NBR390】は、まだ購入したばかりなので実際の耐久性はわかりません。

ですが、出荷前に厳しい分解チェックがなされているそうです。

1万回動かして確認し、10万回動かして確認する。工具が市場に出るまでには、試験機械と人間の目によって幾度もチェックされ、問題点を見つけ出し改善するという作業が根気強く何度も繰り返されているのです。

ファクトリーギヤブログ

ネプロスの工具は昔から絶大なる信頼があります。職人が作る職人の為のラチェット。

きっとあなたの整備を楽しくしてくれるラチェットになります。

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しー
自動車整備士歴10年目|国家2級整備士|自動車検査員|愛車:SUBARU FORESTER(SK9)|スバリスト歴12年目|2020年6月ブログ&ツイッター&インスタ開設|ライティングスキルを磨くために日々奮闘中|車初心者や若手メカニックに聞かれる悩みなどにお答えします|スバル向けコンテンツに詳しい