このような疑問にお答えします。
このような記事構成で書きました。
本業は自動車整備士のわたしですが、これまで数多くのタイヤを販売し、アドバイスしてきました。
「ネットでタイヤを買うのは安い」というのは、もはや常識です。
そこでこの記事では、「タイヤフッドの評判、口コミ、感想」についてもご紹介しつつ、タイヤフッドの「利用価値や利用方法」を一挙に解説します。
購入から取付までがラクラク!
タイヤフッドの基本情報
タイヤフッドは、家電製品や車など、身の回りのいろんなものを手がけている「三菱商事のグループ」のタイヤECサイトです。
タイヤフッドについて簡単に解説すると以下の通り。
その1:品揃えが豊富で低価格
タイヤフッド(TIREHOOD)で取り扱っているタイヤは国内外の一流タイヤブランドの商品のみです。
ブリジストンやヨコハマタイヤ、ダンロップの国内ブランドから、ミシュラン、グッドイヤーなど海外ブランドです。
さらにネット販売ということで店舗を持たず、人件費などの経費が掛からないため、低価格が実現できています。
実店舗を持たないECサイトは、生産から流通までに余計なマージンを通さずに済みますし、大量仕入れによる低単価で商品を仕入れれることも可能なので、実店舗より遥かに安い価格で購入が可能です。
その2:購入から取付店までサポート
タイヤフッドの公式サイトでは、最寄りの取り付け提携店を気軽に調べることが出来ます。
心配な人は利用する前に、こちらでお住まいの近くに提携店があるか調べておきましょう。
基本的には、ガソリンスタンドとオートバックスが主な提携店です。
いつも利用しているガソリンスタンドやオートバックスなどの提携店を選択できるのは良いですね。
購入する際に取付店と日時を選べますので、1度の手間でタイヤ購入と作業予約が可能です。
また、サイトで取付予約をした場合の工賃は全国一律。
取付工賃はバランス調整・ゴムバルブ交換・廃タイヤ処分・廃ホイール処分がすべて含まれたセット価格なので、単純に近くの提携店を選んでおけばOK。
あとから追加で料金が発生することはありません。
その3:無料で6ヶ月のパンク保証がついてくる
タイヤフッドで購入したタイヤはすべて保証期間6か月の「ベーシック保証」の対象となります。
ベーシック保証は購入時につきますので申し込みなどの手間は一切なく、また加入料金も発生しません。
また、保証内容が厚い、保証期間24ヶ月の「プレミアム保証」は購入時のオプションとして申し込むことができ、商品代金と一緒に決済することができます。
詳細は以下の通り。
ベーシック保証 | プレミアム保証 | |
---|---|---|
保証期間 | 交換日より6ヶ月間 (保証期間中、1回まで適用) | 交換日より24ヶ月間保証 (保証期間中、1回まで適用) |
保証対象タイヤ | タイヤフッドで購入したタイヤ全品 | プレミアム保証加入を申し込んだ商品 |
保証本数 | 1本から保証 (購入本数以内パンク本数分) | パンク本数に関わらず、1商品あたり4本 |
保証料金 | 無料 | 有料(37,718円税込) |
保証対象者 | 購入者名義 | 購入者名義 |
保証上限 | 上限金額:10万円(税込) | 上限金額:10万円(税込) |
走行距離ではなく、年数というのがポイントですね。
走行距離が多い人、道路に異物が落ちている可能性が高い「高速道路」をよく利用される人にはありがたい。
タイヤフッドのメリットは4つ
タイヤ選びといえばめんどくさそうなイメージですが、タイヤフッドはズボラな人ほど利用価値が高いです。
その理由を順番に解説します。
メリット1:「安く購入できた!」良い評判が目立つ
タイヤフッドとか言うところ値段かなり安い
— やまかげ⚓️🛸💜👯🏻♀️🌙 (@Yamakage_Ayase) July 26, 2020
AD08やP ZEROもお手頃価格? pic.twitter.com/0OarZJ4vIQ
タイヤフッドが一番お値打ちなのかな。GSで7月中旬のタイヤセールをおススメされたけどそれより若干安い。
— ちみさまらむわか (@kawamuraen) June 26, 2019
タイヤ変えようとして調べてるけど確かにタイヤフッド安いな
— たんぱく質 (@protein64m) December 1, 2021
タイヤフッド安いな
— 808 (@ii808) June 14, 2018
タイヤフッドてとこならそれなりに安かったから、国産タイヤより安いので魅力感じとります
— tenga-gatten (@tengagatten) July 17, 2020
タイヤフッドの評判の中でもダントツに良いのが価格の安さです。
ただ、もしかしたら「安かろう悪かろう」で、品質の悪いタイヤなんじゃないか?と心配になる人もいるかもしれません。
タイヤフッドでは、自動車メーカーの新車装着用タイヤとして供給実績のある、国内外の1流ブランドのみを取り扱っています。
品質はそのままに、ネットショップのメリットである価格の安さも実現しています。
メリット2:初心者に優しい「サイズ間違い返品保証」
「自分でタイヤサイズを選ぶのは不安」
「返品送料やキャンセル料とられるのが不安」
「取付当日にサイズが違うことが分かった…」
実店舗で相談して購入するわけではないですからね。
ネット通販の弱点です。
ただ、タイヤフッドで購入すれば、商品発送後でも「手数料無料」で商品変更できます(1回のみ)。
「タイヤのみの購入かつ店舗交換予約の方限定」なので注意して下さい。
メリット3:公式サイトが「見やすい・使いやすい」
タイヤフッドのタイヤ選びは非常にシンプルで楽。
タイヤフッド公式HPにアクセスし、「車種」および「タイヤサイズ」から検索できます。
「タイヤサイズってどこを見れば分からない」という人は車種検索から探せるので安心。
マイカーを選ぶことによって、タイヤのサイズが自動で選択されますし、タイヤサイズがわかっていればダイレクトに選択できます。
また、「選んだタイヤ銘柄の評判が知りたい」という人は、タイヤ別に口コミがグラフで見ることが可能。
タイヤのスペックや特徴なども詳細に解説されていますので、サイト内でしっかりタイヤを比較されたい人には使いやすいです。
ブログでサイト設計している身からすると、とてもユーザー目線で考え抜かれている「ユーザーライクなサイト」だと思いました。
メリット4:全国のガソリンスタンド、オートバックスと提携
タイヤフッドでは、公式サイト内で取付できるショップまで指定することができます。
「ネットでタイヤを買ったものの、どこで取付けて貰えば良いのか…」と悩む必要はありません。
ちなみにタイヤ交換が可能な店舗はこちら。
- 全国4,300店舗のガソリンスタンドや整備工場
- 全国600店舗のオートバックス
提携している店舗数は合計すると、全国4,,900店舗あります。
支払いはサイト内で完結するので、当日は行くだけでOKです。
タイヤフッドのデメリットは2つ
タイヤフッドは購入から取付までが非常にシンプルで、ぜひ利用していただきたいサービスですが、もちろんデメリット(注意点)もあります。
忘れずに読んでください。
デメリット1:タイヤ製造年を選べない
タイヤフッドのリスクは、タイヤ製造年が古いと2年前の製品である可能性な点かな。これは人気商品で回転が良さそうなものを選ぶか新発売の銘柄をチョイスした方が良いかなと・・・
— natsuki (@natsuki811) June 12, 2020
1つ目のデメリットとしては、製造年が2年前のもの当たる可能性があること。
なぜこのようなことが起きるかとと言うと、タイヤは製造した年に全部売り切ることは不可能なので、必ず在庫として次の年まで残ります。
処分料のことを考えると廃棄することはできませんので、前年製造のタイヤを売らなければなりません。
そうしたタイヤがタイヤフッドを含めたタイヤ販売店に来るわけですね。
タイヤ販売店も在庫にするわけにはいきませんし、ユーザーに買ってもらうしか方法はありません。
縦積みだったか横積みだったかもわからない、日陰か日向か(紫外線の影響の有無)、そして温度や湿度の管理…。
保管方法はタイヤの寿命に関わりますから、長期在庫で管理が不透明なタイヤは避けたいですよね…。
この点は新発売のタイヤを選んでおくと間違いありませんので、神経質な人はしっかりリサーチしましょう。
デメリット2:時期によっては作業が遅れることも
ガソリンスタンドでタイヤ交換待ちだけど、最短30分と表示しながら、何の説明もなく90分以上待ち😅
— チャールズパパ (@charlespapa0812) February 8, 2020
流石にしんどい
高い金払ってこの扱いはひどすぎるわ😅#タイヤフッド#タイヤ交換
タイヤ交換する店舗が1年の中で1番忙しいのは、雪が降った日です。
降雪地帯では、サマータイヤからスタッドレスタイヤに交換するのが必須となりますので、ユーザーが一気に来店します。
雪が降らない地域でも、大雪が警戒される年にはパニックになることもあります。
そうすると作業時間を予約していたとしても、作業が遅れる事が十分に考えられます。
時期によったら、冬用タイヤの到着も遅くなる可能性もあります。
このトラブルを回避する方法は、早めにタイヤ交換するという方法しかありません。
別にタイヤフッドに限った話ではありませんが、交換は早めに検討しましょう。
早くても注文してから8日後くらいからしか到着日を選べません。「明日交換したい!」とかには対応できませんので注意です。
タイヤフッドをおすすめできる人&できない人
ここまでタイヤフッドの強みとデメリットについてまとめてきましたが、そこから見えてきたおすすめできる人とおすすめできない人を分けてみました。
おすすめできる人
個人的には「購入から取付までサポート」という点ではとてもおすすめできます。
タイヤをネットで購入するデメリットって「持ち込める整備工場を探す」という点だったのですが、タイヤフッドはこのデメリットを払拭しています。
さらに提携している店舗には随時指導を行っているようです。
一昨年の2020年にも「TIREHOODアワード」というのを開催していて、優良取付店を表彰しているので、連携は良いはずです。
公式HPでは、取付店を選ぶ際に各店のレビューも見れます。
「安く購入し、取付も安心して任せたい」
このような人はタイヤフッドを利用するべきです。
おすすめできない人
- タイヤを即日で交換したい
- 実物を見てから購入したい
タイヤフッドで購入できるタイヤは確かに安いですが、製造年月日が古いタイヤに当たるリスクが考えられます。
TIREHOODでは原則として、製造から2年(104週)以内の商品を供給しております。適正な状態で保管された新品タイヤで品質等に問題はないため、ご安心ください。
タイヤフッドご利用ガイド
タイヤのサイドウォールにはタイヤが製造された年と週が刻印されています。
たとえば「2519」という刻印があれば後ろ2桁が西暦、前2桁が週なので2019年の25週目に製造されたタイヤということになります。
ちなみにブリヂストンは、タイヤの製造後劣化について3年間は同等の性能を保つと正式に発表しています。
ただし、条件があって適正に保管された…という前置きがあります。
逆に言えば、適正に保管されていなければ新しくても劣化している可能性があるということです。
1日でも早くフレッシュなタイヤを手に入れたいという人には不向きかもしれませんねぇ。
タイヤフッドの利用方法
「ぜひタイヤフッドを利用してタイヤを交換したい!」という人向けに、利用方法をお伝えします。
STEP 1. 車種かタイヤサイズで検索
まず最初に公式HPにアクセスしていただき、「かんたんタイヤ検索」からマイカーのタイヤを絞り込んでいきます。
たとえば、フォレスターのタイヤを購入する場合。
- メーカーで「スバル」を選択
- 車種名でハ行の「フォレスター」を選択
- 年式を選択
- タイヤサイズを選択
- 夏or冬タイヤ、もしくはホイールセットを選択
こんな感じで進めていきます。
タイヤサイズを選択する場面では、同じフォレスターでもグレードによってサイズが異なる場合があります。
タイヤサイズが分からない場合は、運転席ドアを開けたドアのサイド部分、もしくはBピラーの運転席側にステッカーがあります。
それでも分からない場合は、タイヤの外側の数字を見て確認しましょう。
※タイヤやホイールに関する知識はこちらの記事で解説しています。
STEP 2. お好みのタイヤを選択する
検索をかけたらこんな感じで、選択したサイズにラインナップがあるタイヤが一覧ででてきます。
お好みのタイヤを選んで詳細を確認しましょう。
STEP 3. タイヤ選択後、工賃と保証をチェック
選択したタイヤが気に入ったら取付工賃と保証内容をチェックし、「このタイヤを選ぶ」を選択します。
STEP 4. 郵便番号or位置情報でショップを決める
お近くのタイヤフッド提携店・オートバックスを検索し、ネット予約します。
日にちを選択すると、時間が選択できます。
取り付けを依頼する提携店が決まれば続いて会員登録に進みます。
STEP 5. 最後に会員登録し、お支払い
必要項目の入力が済めば、この後は支払いをします。
お支払い方法は、クレジットカード(1回払いのみ)(VISA・Master・JCB・AMEX・Diners)、PayPay残高払い、銀行振込、ショッピングローン、後払い決済、代金引換が用意されています。
送料と工賃もまとめて決済するので、後日取り付けに行くときは支払いする必要はありません。
決済が完了すると、タイヤが発送されて店舗に到着するので、予約日に店舗に行って取り付けて終了です。
タイヤフッドのまとめ
今回はタイヤフッドについての強みと注意点、ご利用方法について解説しました。
タイヤフッドをまとめると以下の通りです。
タイヤフッドは、これまでのタイヤネット購入後のサポートまでしてくれる新しいサービス。
全てがネットで完結します。
従来までの「ネット購入後にどこで持ち込むのか」という不安がありません。
取り付け場所も、近所のガソリンスタンドやオートバックスを選択できますし、店舗検索の際に国家整備士が在籍している店舗を選択することもできるので作業も安心して任せられます。
「タイヤフッド」を利用すれば「ネットのメリットである安さだけを享受できて、手間は店頭購入とほぼ変わらず」なので、ハードルは確実に下がっています。
購入から取付までがラクラク!
タイヤフッドを利用したいけどなんか怪しそう…。利用する前に評判や口コミ、利用者の感想をリサーチしておきたい…。