【Amazonで買える】スバル車のアイドリングストップ用バッテリーおすすめ5選|純正相当品をピックアップ

ディーラーの純正バッテリーは確かに安心ですが、少々お高め。

同じスバルディーラーでも地域によってバラツキがありますが、値引きありの工賃込み総額で約3万〜3万5千円ほどになります(普通車)。

工賃が約2000円ほどになるので、ほとんどがバッテリー代になります。

純正のバッテリーが良いのは知ってるけど、本体が高いんだよなー。

値段がネックになる人は、他のバッテリーの選択肢も知っておきたいですよね。

そんな人のために、この記事ではスバル車のアイドリングストップ車におすすめできるバッテリーをご紹介します。

アイドリングストップ用バッテリーの選び方

スバルのアイドリングストップ用バッテリー

1つ1つサクッと見ていきます。

その1:バッテリーサイズは基本「Q-85」

スバル車のアイドリングストップ用バッテリーのサイズは基本的に「Q-85」です。

インプレッサ
フォレスター
レヴォーグ
エクシーガ
クロスオーバー7
新型アウトバック(BT系)
Q-85L
レガシィ、旧アウトバックQ-85R
e-BOXERN-55R

それぞれの記号の意味は下記の通り。

Qバッテリーサイズ
85性能ランク(数字が増えれば始動性能が上がる)
L端子位置(Lは左、Rは右)←購入時は絶対間違えない

e-BOXER車は、エンジンルームに「補機用」と「アイドリングストップ用」があります。

エンジンルームに向かって左側にあるのがアイドリングストップ用になり、サイズはN-55Rとなりますので注意が必要です。

その2:「CCA」と「性能ランク」は上げすぎない

CCAとは、コールドクランキングアンペアの略で、バッテリーの「始動能力」の指標を表します。

CCAは、-18℃で30秒間の放電時に7.2Vまで電圧が降下するときの定電流値を指標としたもの。

単純に考えるとこの値が大きいほどエンジンの始動に強い(大きなエンジンをスタートできる)バッテリーとなります。

例えば、スバルのアイドリングストップ車(ハイブリッドは除く)では620CCAが要求されます。

バッテリーを社外品に交換した場合に、CCA値は同じサイズのバッテリーでもある程度幅があり、バッテリー内の電極の表面積や材質/構造によって変わってしまいます。

CCAが高いほうがエンジンスタートには有利なのですが、限られた容量でCCA性能を上げすぎると耐久性が落ちるため、高CCAほど良いというわけでもなく、バッテリーサイズとのバランスも重要です。

なので、CCA値や性能ランクを上げすぎるのあまりおすすめではありません。

しー

Q85、もしくはQ-100を選んでおけば間違いないです。

その3:Ahと時間率容量の関係で選ぶ

CCAの記載がないバッテリーを選ぶ場合は、アンペア・アワー(Ah)時間率も確認しましょう。

例えば5時間率容量が100Ahのバッテリーでは、20A(容量÷時間率)の電流を流すと5時間で放電終止電圧になります。

つまり、20Aの電流を5時間使うことができます(条件によって変わるのであくまで目安)。

では、同じ100Ahの容量でも、5時間率容量100Ah(20A×5h)と20時間率容量100Ah(5A×20h)のバッテリーでは、どちらの能力が高いと言えるでしょうか?

答えは、5時間容量100Ahのバッテリーの方が高性能と言えます。

容量は同じ100Ahですが、小さな電気を取りだす方が効率がよいので、5時間率容量100Ahのバッテリーならば5Aの電気を20時間以上供給することが可能です。

バッテリーの容量を確認する場合は、アンペア・アワー(Ah)の数値だけでなく時間率も確認しましょう。

その4:購入前にどこで交換するか確認しておく

ご自身で交換される分には良いですが、ショップに依頼する場合は事前に確認しておきましょう。

心よく作業してくれるショップも多いですが、基本的に部品の持ち込み交換は嫌がられると思った方が良いです。

なぜ嫌がられるのかと言うと、ショップからしたら「持ち込んだバッテリー」が正常に動作する商品なのかわかりませんよね。

取り付けた後に動かなかったらどう思われますか?

そっち(ショップ)が壊したんじゃないの?って思いますよね。

また、そのバッテリーによって他のシステムに故障が起きても何も保証できません。

ショップからしたらトラブルに巻き込まれたくないわけです。

筆者が選ぶ:おすすめバッテリー5選

ここからは、わたしが厳選したスバルのアイドリングストップ車用のバッテリーをディーラーに怒られる覚悟でご紹介します。

おすすめ1:BOSCH「ハイテックプレミアム」

CCA660CCA
5時間率容量60Ah
重量約18kg
Amazon価格15,399円

BOSCHは、ドイツを本拠とする総合自動車部品及び電動工具メーカーです。

輸入車に対する専用バッテリーのシリーズが有名ですが、国産車用に開発・製造されているシリーズの品質でも定評があり、日本のカー用品店の現場でも広く使われています。

ハイテックプレミアムは、信頼性とコスパ、両方ともバランスが良いです。

ハイテックプレミアムのQ-85は、D23サイズで性能ランク「115」の最強スペック。

同じく大容量が特徴的なパナソニックのカオスシリーズでもD23サイズは性能ランク100ですから、数値からいっても実に頼もしい商品と言えるのではないでしょうか。

おすすめ2:パナソニック「カオス」

CCA600CCA
5時間率容量58Ah
重量約15.6kg
Amazon価格18,900円

国内カーバッテリー業界においても有名な「パナソニック」。

一般家庭向けの家電から身近な乾電池や充電池まで様々な商品を生産している大手電気メーカーのPanasonicですから、信頼性はバツグンで新車時のバッテリーにも採用されているほど。

特に人気なのが認知度NO.1の「カオス」シリーズの存在です。

カオスは全て安心の日本製。

カオスは、Amazonや価格.comのカーバッテリーの売れ筋ランキングで、常に上位を独占する超人気商品。

ネットでは値引率が非常に高く、お買い得です。

また、日本最大級のクルマ口コミ&レビューサイト「みんカラ」で「パーツオブザイヤー・バッテリー部門」において、4年連続第1位を獲得。

口コミでは「安くて高性能」と高評価を得ています。

カオスは2018年11月にリニューアルされたばかりで、その新シリーズにおいて業界最高水準の大容量にグレードアップされました。(価格は前作と変わらないです。)

おすすめ3:古河電池「エクノ IS」

CCA不明
5時間率容量54Ah
重量約17kg
Amazon価格30,514円

バッテリー部門では国内でも老舗中の老舗である「古河電池」。

古河電池は、惑星探査機「はやぶさ」に搭載されているリチウム電池を手掛けたことで有名な国内の電池メーカーでGSユアサバッテリーと並び立つ国内2大メーカー1つ。

トヨタのレクサスなど最新のハイブリットカーにも採用されている国産車用のモデル「ECHNO(エクノ)」が有名。

エクノシリーズの中でも最新のテクノロジーが詰まった「キャパシタの機能」が採用されている「エクノ IS ウルトラバッテリー」は、世界初の特許を取得しています。

「鉛極板」と「キャパシタ層」のダブル充電で、クイックチャージ性能が優れています。

しー

バッテリーにとって過酷な使用になる「ちょい乗り」が多い人には強い味方になってくれるはず。

スペックに対しての価格が少し高いような気もしますが、優れたクイックチャージ性能サルフェーションを抑制させる技術はさすがバッテリー専門メーカーだと感じさせます。

おすすめ4:GSユアサ「エコアール」

CCA不明
5時間率容量54Ah
重量約17kg
Amazon価格18,810円

GSユアサは、自動車・二輪車用の鉛蓄電池(バッテリー)の生産シェアが国内トップで、世界的にみても第2位のシェアを誇るメーカー。

GSユアサのバッテリーの上位モデルである「ECO.R Revolution」は、圧倒的な長寿命を実現した次世代型バッテリーで、国内最高水準の高性能を誇っています。

アイドリングストップ用バッテリーの基本となる「耐久性」「クイックチャージ性」「寿命指数」は、従来のフラッグシップモデルに比べてどれも150%以上の性能を誇り、幅広い乗り方に対応。

圧倒的な長寿命を実現しています。

おすすめ5:VARTA「シルバーダイナミック」

CCA660CCA
5時間率容量60Ah
重量約18kg
Amazon価格13,367円

アイドリンストップを搭載したヨーロッパ車でとくに人気なのが「VARTA」。

VARTAのバッテリーの特徴であるグリッド構造は、電流の流れそのものをデザインしたような独自のパワーフレーム。

電流をストレートに最短距離で伝達することで、理想の伝導効率を実現するとともに、グリッドをとり囲むフレームが経年による腐食や破損に効果を発揮し、耐久性を飛躍的に高めます。

海外での過酷な環境下、過酷な使用状況でも耐えうる性能が好評で、ヨーロッパ車の純正装着率No.1を誇ります。

バッテリー交換のDIY…リスクも知るべき

ネットでバッテリーを購入される人は「安いから」「自分でもできそうだから」という理由で購入される人が多いかと思います。

DIYによるバッテリー交換のリスクは知っておいて下さい

  • 作業工程で配線ショートによる火災
  • メインヒューズを飛ばす危険性
  • エンジン学習値のリセットによる弊害

バッテリーは主にエンジンルームに取り付けられており、基本的にはステーのみで取り付けられていることが多いため取り外しや取り付け自体はそう難しくありません。

しかし、バッテリー交換の作業自体は単純ではあるものの、電力を扱うバッテリーの取り外しにはそれなりのリスクが存在します。

誤った手順や方法で交換すると+端子とアースとなるボディ部分や金属部分の接触によるショートや火災につながる恐れもある作業です。

しー

自動車整備士であるプロでも慎重に取り扱う作業ですし、経験の浅い自動車整備士であれば、ショートさせてしまうこともたまにあります。

たしかに作業工程は単純で、慣れれば5分ぐらいで終わりますが、「簡単」とは言い切れませんよ。

もしメインヒューズを飛ばしたらその時点で走行不能になります。

自分で交換される人は、ぜひこれらの注意点を覚悟した上で行うようにして下さい。

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