スバル認定中古車のメリット・デメリット|選ぶ際のポイントを解説

この記事で解決できるお悩み
  • スバル認定中古車って何?
  • 「スバル認定中古車ってどうやって探すの?
  • 「スバル認定中古車のメリットやデメリットが知りたい!
  • 「スバル認定中古車を選ぶ際の注意点が知りたい
  • 「スバル認定中古車以外でおすすめのサービスはある?

当記事では、このような悩みを解決する内容になっています。

スバル認定中古車は、スバルの中古車を狙いたい人にとって、まずは最初に検討したいサービス。

ただ「ディーラーの中古車=完璧な中古車」とは言い切れません。

この記事では「スバル認定中古車」について深掘りします。

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しー
本業は自動車整備士(12年目)|スバル車を5台乗り継いできたスバルファン|2020.6〜スバル好きの整備士が情報発信するブログ「メカろぐ」を開設|月間平均PV数2万|スバル車、メンテナンス、工具、自動車整備士についてなどなど発信中|広告主さん募集中

「初めてスバル車を買う!」という人は以下を参考にして下さい。

スバル認定中古車とは

スバル認定中古車

スバル認定中古車とは、正規販売店が独自に定めた厳しい条件を満たした良質な中古車を指します。

全国のディーラーではよく「認定中古車」というノボリをよく見かけますが、アレがそうです。

ディーラーでメンテナンスをし続けてきた良質な車両、ディーラーの元社用車、試乗車だった車両などがかなりあるので、新車とほぼ変わらない個体をお得に購入できるチャンスがあります。

また、新車購入時とほぼ同等のアフターサービス受けることができるので、初めてスバルの中古車選び際にはもっとも適したサービスと言えます。

スバル認定中古車を探す方法

出典:スグダス

スバル認定中古車をより早く探す方法は、スバルが運営している中古車検索サイト「スグダス」を利用することです。

例えば、フォレスターを検討したい人はサイトにアクセスして「車種から探す」を選びます。

そこから地域・年式・装備などを選び、好みのフォレスターがどの店舗にあるのかを簡単に検索することができます。

スバル認定中古車のメリット

メリット1:高年式・低走行距離である

スバル認定中古車に並びやすいケースとして2つの特徴があります。

  • 直近まで使用されていたディーラーの試乗車
  • 残クレ利用者から返却された3年・5年・7年落ちの車両

ディーラーで使用されていた社用車や試乗車は、フルモデルチェンジのタイミングで型落ちとなり、中古車として販売されるケースが多いです。

またディーラーの中古車の場合、「ディーラーで下取り→中古車販売」というケースは一般的ですが、ディーラーでは残クレ利用者が7割ほどを占めているため、高年式・低走行距離の状態の良い中古車が多いのも特徴です。

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一般的な中古車の中には「修復歴あり」「低年式」「過走行車」など、さまざまな状態の車がありますが、スバル認定中古車は第三者機関(AIS)による評価査定をしているため、修復歴などしっかりと表記しています。

スグダスに掲載されている車両には、総合評価点と品質評価書が付いていますので、安心して選べますよ。

メリット2:整備履歴が分かるケースが多い

ディーラーが管理していた車両」「ディーラーの利用者が実際に使用していた車両」であることから、整備履歴が明白です。

詳細はメンテナンスノートにきっちりと記載されているはず。

一般整備履歴などのすべての整備履歴を書面で確認するのは難しいですが(個人情報流出の恐れ)、ある程度口答で聞くことは可能です。

メリット3:販売前にディーラーの点検・クリーニングを受ける

出典:スグダス

スバル認定中古車では、納車前に「純正部品を使用した点検・整備・故障箇所の修理」をディーラーメカニックが必ず実施します。

12ヶ月点検、車検などの法定点検を含む最大88項目の徹底的な点検・整備を全車に行ない、
アイサイト搭載車には「アイサイト診断」も実施。

また、細かい汚れやニオイもケアした「まごころクリーニング」を全車に実施しています。

メリット4:スバルあんしん保証に入れる

スバルあんしん保証とは、スバル認定中古車につく保証システムです。

さらに、保証期間を延長できる「スバルあんしん保証ロング」も用意されています。

※保証対象部品はこちら

スバル安心保証無料2年距離無制限
スバル安心保証ロング有料+1〜3年距離無制限

つまり、最長5年間/距離無制限の保証がつけられます。

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スバルあんしん保証ロングの金額は車齢によって決まります。金額の詳細はこちらで確認しましょう(ページ最下部です)

メリット5:最寄のディーラーに取り寄せれる

出典:スグダス

「欲しい車両が近隣のカースポットにない…」という場合でも、取り寄せは可能です。

また、自分の欲しい車の車種・年式・グレード・走行距離・ボデー色・装備・価格帯をスタッフに伝えれば探してくれます。

ただし、同じ○○スバルであれば車両の移動は簡単で現車を見てからキャンセルも可能ですが、 経営会社が異なる別の○○スバルにある車両の場合、キャンセルは不可であり「取り寄せ=購入」になります。

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例えば、大阪に住んでいて、欲しい車が東京スバルにある場合は、別途陸送費がかかる上にキャンセル不可ということです。

陸送費の目安はこちらで確認しましょう。

スバル認定中古車のデメリット

デメリット1:販売価格が高め

一般的に「一般中古車」の方が割安、「認定中古車」の方が割高です。

スバルメカニックの手厚い保証を受けられることと第三者機関に依頼した査定費用が車両販売価格に含まれているので、一般の中古車屋と比較して15〜30万程値段が高くなります。

スバル認定中古車は、「安心」も買えるのが最大のポイントです。

予算と保証内容との費用対効果の照らし合わせが必要だと思います。

デメリット2:車種の選択肢はスバル車のみ

スバル認定中古車があるのは、スバルディーラーであり、他メーカーのライバル車と比較したい場合は、他ディーラーを回る必要があります。

そのため「1から中古車探しをしたい!」という人にとっては、比較が大変なためおすすめしません。

なので、同じ敷地内で多くの車種を検討できる「ガリバー」などの大手中古車業販店から検討してみるのが良いでしょう。

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「メーカー・車種が絞れた→認定中古車を選ぶ」というルートが効率的でおすすめです。

デメリット3:低年式の車種の選択肢が少ない

スバル認定中古車は、基本的に1〜7年落ちの車種が多めです。

それ以前の車種となると、かなり球数が少なくなります。

スバル認定中古車のよくある質問

Q:スバル認定中古車で値引きはあるか

中古車に関しては値引きはほとんど見込めません。

既に流通した車なので、車の状態、オプション等の装備、カラー、走行距離等の条件が全く同じ車はほぼありません。

端数切ってくれるとかタイヤ新品入れてくれるとかガソリン満タンで納車してくれるとかのサービスで終わる事がほとんどでしょう。

ただし可能性は0ではないです。

Q:スバルあんしん保証ロングは必要か

購入時にしか加入できないため、保証延長はおすすめです。

そもそも中古車というのは、同じ車種や年式でも、前オーナーの使い方で大きくコンディションが変わってくるのが特徴です。

とくに中古車購入初心者の方はいざという時の保証は必ず付けておきましょう。

スバル車の故障について知りたい!」という人は、以下で解説しています。

Q:スバル認定中古車の他府県の取り寄せ料金を知りたい

陸送費の目安はこちらを参考にして下さい。

Q:スバル認定中古車がある店舗はどこか

カースポットの一覧はこちらで確認できます。

Q:スバル認定中古車を遠方で購入した際の納車方法は?

遠方で購入の場合には、納車方法は3つあります。

近隣のカースポットで納車お住まいの地域にある〇〇スバル(東京スバルなど)にて納車
自宅での納車自宅まで運んでくれます※納車説明なし

車の使い方などの納車説明が必要な際は、カースポットでの納車がおすすめです。

スバル認定中古車以外でおすすめのサービス

1:カーセンサー(掲載台数が最大級)

ネットで中古車を探すとなったら、メーカーの中古車サイトを見るよりカーセンサーグーネットを使った方が断然便利でオススメ。

両サイトは国内の中古車サイトの中でも掲載台数がトップクラスであり、選択肢が豊富です。

掲載台数
カーセンサー495,176台
グーネット507,932台
※2023年12月現在

両サイトの使い勝手にさほど差はないため、どちらもオススメなのですが、「使いやすい」という点で評価をするならカーセンサーがオススメです。

その理由の1つに、中古車検索の情報が見やすいという点があります(中古車価格の分布グラフ)。

カーセンサーはその平均価格帯がひと目でわかるので、中古車検索が非常にしやすいのです。

2:ガリバー(ネット非公開車両も狙える)

一般公開されていない非公開車両を狙うなら、ガリバー中古車問合わせサービスがおすすめです。

ネットに出ている中古車は全体のたった30%と言われています。

理由としては、メディアに公開するための作業が追いついていないからです。

車両を公開するためには、時間も手間もかかりますし、店頭のスペースを割いて展示、車両をきれいな状態に保つ維持費もかかる…。

さらに、Webメディアに載せるためには掲載料も発生します。

また、販売業者が「公開する必要なく売れるかも」と判断した車を、あえて非公開にすることもあるのです。

もしあなたが商売していたら、売れる商品にあえて広告費をかける必要性ってあると思いますか?

スバルで言えば、GDB、GVB、GRB、VABなどの車両は、車両に対しての価値がものすごく高いので、わざわざ公開処理をしなくても業者間で売買が活性化されます。

カーセンサーグーネットで欲しい車がなければ、ガリバー中古車問合わせサービスも合わせて利用してみて下さい。

3:車専門のフリマサイト(カババなど)

車専門のフリマサイトについて知りたい!」という人は、以下で解説しています。

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