自動車整備士だった自分に最適なおすすめ転職サイトの選び方【結論:異業種ならどの転職サイトも大差なしです】

自動車整備士だった自分に最適な転職サイトを知りたいなぁ。おすすめサイトはどこだろう…?あと資格を活かせる職種も知りたいなぁ。

このような疑問にお答えします。

この記事でわかること
  • 自動車整備士におすすめの転職サイト
  • 自動車整備士の資格を活かせる職種

このような構成で書きます。

現在自動車整備士である筆者は、かれこれこの業界から多くの転職された人たちを見てきました。

「給料が低い」「休みが取れない」「職場の人間関係がつらい」などして、不満を抱えながら仕事をされている人が大勢いらっしゃいます。

転職に成功して幸せになっている人、転職に失敗して戻ってきた人、たくさん見てきましたが、2022年現在でも自動車整備士を取り巻く環境はたしかにハードなのは間違いないです。

ただ、転職までは一歩足が出ない…。とはいえ現状には不満だ…。

そこでこの記事では、これまで自動車整備士だった人に最適なおすすめ転職サイト自動車整備士の資格を活かせる職種をご紹介します。

自動車整備士だった自分に最適なおすすめ転職サイト

結論から言うと、自動車整備士から異業種に転職するならば、どの転職サイトも大差なしです。

とりあえず大手から順番に3社くらい登録して、気になる案件がきたらお問合わせすれば良いかなと。

過去にわたしも複数社登録していました。

とりあえず登録すべき転職サイト

結果としては就職しなかったのですが、人生の選択肢としてはありでした。

また、他の会社と今いる会社を照らし合わせることで、「自分にとって今いる会社に何が不満なのか」というのを見つめ直す、良いきっかけにもなりました。

ちなみに登録してもすべて無料なので、登録しても損はしませんので。

それでは、1つ1つ解説していきます。

おすすめ転職サイト1.リクルートエージェント

リクルートエージェント公式
運営会社株式会社リクルート
求人数公開求人:約224,000件
非公開求人:約270,000件
対象年代20〜50代
対応エリア全国
イチオシのメリット年収交渉の代行

リクルート運営の大手転職支援サイトである「リクルートエージェント」は、転職サイトの中でも最大のボリューム数であり、各業界に精通したキャリアアドバイザーが的確にサポートしてくれるため、初めてでも活用しやすいです。

さらに、自分からは聞きづらい年収交渉も代行してくれます。

また、総合求人数が業界トップクラスなので、他業種との比較がやりやすいのもポイントですね。

自動車整備士に転職するか、他業種にするか、まだ迷っている人は、まずリクルートエージェントから始めてみてはいかがでしょうか。

案件数は国内最大!転職サポートが手厚い!

おすすめ転職サイト2.リクナビネクスト

リクナビnext公式
運営会社株式会社リクルート
求人数公開求人:約50,000件
対象年代20〜50代
対応エリア全国
イチオシのメリット転職をフォローする機能が豊富

リクナビNEXTは、同じく株式会社リクルートが運営する転職サイト

リクルートエージェントは、企業とユーザーの間に立って転職活動をサポートする役割を担っています。

保有している求人の多くは一般に公開していない非公開求人のため、 転職エージェントに紹介してもらわないと応募することはできません。

リクナビネクストの場合は、企業から申し込まれた求人をサイト上に公開しているため、掲載期間中であれば誰でも応募することが可能。

使い分け

このような使い分けです。

リクナビNEXTは求人だけではなく、利用者数も圧倒的に多く、「転職者の約8割が利用している」と言われるのは有名な話。

東京を中心とする首都圏以外に、関西・東海・北海道などさまざまな地域の人が利用しています。

このように膨大な量の利用者データがあるため、過去の事例に基づいて便利なサービスを展開していることがリクナビNEXTの強みです。

リクナビNEXTは、スマホ専用のアプリもあるので、外出先などスキマ時間に転職活動を進められます。

転職者の約8割が利用している!

おすすめ転職サイト3.マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20’s公式
運営会社株式会社マイナビワークス
求人数公開求人:約1,900件
対象年代20〜30代
対応エリア全国
イチオシのメリット20代の転職に特化している

マイナビジョブ20’sは、20代に特化した転職エージェントです。

今回が初めての転職という人や、社会人としての経験が浅い第二新卒・既卒の人におすすめのサービス。 

マイナビジョブ20’sは、新卒採用や転職支援サービスで知られるマイナビグループが運営するサービスなので、業界大手ならではの豊富な情報量を武器に、充実した転職支援を提供することができます。

20年以上にわたって人材サービスを提供してきた企業ですので、若手社会人が転職するにあたって必要とされるノウハウを熟知しています。

しー

20代の半ば〜後半っていうのは、転職するかしないのか、ほんと悩む時期だと思います。

学生の頃からしっかりとやりたい職業があり、そこからブレずに就職する人は多くはありません。

また、就職活動中に見つけた業務に対し、思っていたよりも違うと感じるのは、とくに社会人経験もなく仕事を探した20代なんです。

「前職が自身に適していなかった」と感じている人の場合、次こそは失敗できないという危機感を抱いているかもしれません。

マイナビジョブ20’sは、そのような悩みを抱えている20代・第二新卒のための転職サービスです。

20代転職の決定版!

自動車整備士を本当にやめて良かった人の体験談

少しでも「転職」というワードが脳裏にある人は、上記の転職サイトにとりあえず登録しておけばOKです。

他業種の給料・労働条件などを知っておくことは、転職をするしないに関わらず、「長く続けているとこのままでいいのだろうか」といった漠然とした悩みを抱えなくてすみますからね。

仕事でもスポーツでも同じですが、転職もまずは相手を知ることからです。

そこでここからは、転職でお悩みの人たち向けて、実際に自動車整備士から転職した人の意見をまとめました

体験談1.給料面が良くなった

自動車整備士として働いている人で「給料」での悩みを抱える人が多いですが、それはなぜなんでしょうか。

それは自動車整備士の仕事の利益率の低さにあります。

例えば、車検費用として10万円を支払ってもらっても、この10万円の中には法廷費用という税金や保険料・印紙代、人件費、部品代などすべて含まれており、差し引くと粗利は数千円ということもあります。

また、点検はクルマに異常や故障がないと点検作業で終わるため、点検費用を支払ってもらっても人件費を差し引くと粗利はほとんど残りません。

給料を上げるためには、クルマの売買に力を入れたり、物販やその他サービスなど、修理・整備以外の仕事内容で粗利を出すことが重要となり、技術力で給料を上げるのはハードルが高いです。

体験談2.休日が増えた

「休日が少ないこと」や「残業が多いこと」を理由に辞めたいと思う整備士も少なくありません。

 自動車整備士の年間休日は、企業の平均である120日前後より少なく、労働基準法の最低基準である104日前後のところがほとんど

また平日休みがメインの整備工場が多く、子どもの学校が休みになる土日にほとんど遊びにも連れていってあげられず、思い出が作れないなんて悩みを抱える人も多いです。

体験談3.体力的にラクになった

仕事の「3K」という言葉をご存知でしょうか?

3Kとは「きつい」「汚い」「危険」の頭文字を取ったものです。

自動車整備業界はまさに「3K」に当てはまっていて、最近では人手不足で外国人整備士を雇うディーラーや民間整備工場が増えています。

さらに、自動車整備士の業界は若い人が中々定着せずに高齢化が問題となっていて、歳を取っても体を張って頑張り続けなければならない部分も増えてきています。

こうした現状を踏まえると、自動車整備士がいかに過酷な環境下で仕事をしているのかが伺えます。

自動車整備士の資格を活かせる職種

自動車整備士は、クルマの仕組みや構造に関する深い知識をもつ専門職。

自動車整備士の国家資格を有していると、転職活動で有利になる場合があります。

せっかく取得した資格を活かせる仕事があればキャリアアップにもつながるでしょう。

ここからは、自動車整備士の資格が活かせる仕事をご紹介します。

おすすめの異業種1:自動車メーカー系の技術者

自動車のメーカーに就職するには、大学や大学院の機械工学科などを卒業して受けるという人が多い就職先です。

もし自動車整備士のあなたが、他人と差がつけれる故障診断技術・技術指導力を持っているのであれば「自動車メーカー系の技術者」としてのキャリアアップも選択肢に入ってきます。

しー

元同僚がこのケースでメーカーに転職しました。現場の自動車整備士が苦慮している故障診断のサポートを行なっています。年収は相当上がっているそうです。

ただ求人数が極端に少ないのと、ある程度の人脈が必要なので、求人情報を見つけるタイミングが重要になります。

おすすめの異業種2:自動車セールス(営業マン)

自動車のセールスは、頑張ればそのまま結果につながり、年収も大幅にアップできる可能性が高い職業です。

そして、整備に精通していた営業マンは企業からしても価値が高いです。

クルマの構造・知識に詳しくても、それを実際の仕事で経験しているかそうでないかでは説得力が違ってきます。

しー

トップセールスで元整備士というのは割とあるあるです。

そして営業職は力仕事ではないので、高齢になっても続けることが可能。

整備・営業ができる人材は、将来的にはクルマ屋として独立できるチャンスもあるので、対人関係が得意な人にはおすすめの転職です。

おすすめの異業種3:損保アジャスター

損保アジャスターとは、保険に加入されている「お客さま」が不幸にして発生した自動車事故の調査と解決をサポートしていく仕事。

時には裁判所等から報告書の提出や意見を求められるほど専門性が高い分野で、自動車の構造・知識を持っている人材は重宝されやすいです。

自動車整備士資格と整備経験があればアジャスターに転職できる確率は高くなるでしょう。

しかし、その一方で「求人が多くない」「資格取得の難易度が高い」という問題もあります。

自動車整備士からアジャスターに転職した方はいますが、ごくわずか。

求人がなければ転職はできないので、アジャスターに転職できるかどうかは時期やタイミングに依存すると言っても良いです。

しー

平均給与も自動車整備士よりも若干高いことから、アジャスターになりたいと考える整備士が多いため、競争率が高いので少しハードルは上がります…。

おすすめの異業種4:テクニカルライター

PCでテキスト打つのが得意な人はテクニカルライターという道もあります。

テクニカルライターとは、自動車の取扱説明書部品の取付説明書サービスマニュアルなどを作成する仕事です。

自動車メーカーの設計者と打ち合わせをして、製品開発などのヒヤリングをし、納期は2週間程度の仕事から、新型車などの大きな案件だと半年以上になることもあります。

技術への関心、専門知識がないとなかなか続かない職種なのですが、自動車整備士としての経験は十分に活かせます。

なぜなら、サービスマニュアルは自動車整備士にとって必須のマニュアルだから。

整備士だったあなたなら、使う側の気持ちをよく理解しているはずです。

ものづくりや技術への関心があれば、学習のスピードも上がりますし、ライティングも早く上達することでしょう。

おすすめの異業種5:製造業

「製造業なんてまったくの異業種じゃん」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

自動車整備士はもともと「機械好き」であり、ものづくりには興味・関心があるはず。

また自動車整備士のスキルを活かせる場面として、工具を使って組み立て作業をする場合や生産ラインの機械のメンテナンスを自分たちで行なっている職場などです。

整備する対象物がクルマでなかったとしてもスキルを活かせる場所は多々あります。

その他にも溶接の資格、危険物取扱者(乙四)、フォークリフトなども役立つ場面もあり、これらの資格は自動車整備専門学校に通っていた時に取得済みな人は大勢いるはずです。

溶接作業を行なっている製造業は当然資格が必要ですし、油脂類を大量に保管する職場では危険物取扱者の資格は必要になります。

製造業は、自動車整備士からの転職には最適です。

しー

わたしの元同僚たちの大半は製造業へ転職していますね。クルマ社会の日本ですから自動車部品の製造業は案件も多く、選択肢も広いです。

もっとも簡単なのは整備士に再就職すること

転職する理由はさまざまですが、「自動車整備が好き」というのが根底にあるのであれば、自動車整備士→自動車整備士への転職がもっとも簡単です。

国家1級・2級をお持ちで、自動車検査員の資格もお持ちであればなおさら。

メーカー検定1級取得、技術コンクール入賞者などもアピールポイントとなります。

もしもあなたが職場の人間関係や労働環境の悪さ、福利厚生などが不満で転職を希望されているのであれば異業種に行くのは少しもったいない気もします。

現在、自動車整備業界は深刻な人手不足によって待遇改善が進んできている事実があります。

自動車整備士転職サイトである整備士JOBSによると、自動車整備士全体の平均年収は、2014年からの5年間で13万円アップ。

月収に換算すると、額面で1万円ほど増えていることになります。

特に給料がアップしているのは、ディーラーで働いている自動車整備士です。

自動車整備士の給料がアップしているのは、紛れもなく自動車整備士不足が大きな理由であります。

自動車整備士の離職を防いだり、採用を進めたりするために給料などの待遇が改善されているので、今後も給料アップが続く可能性は高いです。

たとえ人手不足の代替えとしてAIを搭載したロボットが普及したとしても、繊細な技術が必要となる自動車整備士は今後もなくなることはないです。

しー

逆に人手不足が深刻化している業界だからこそ、キャリアアップできるチャンスがあるとわたしはポジティブに捉えています。

経済の原則から考えると「なり手の少ない職業」ということは、 需要が多いのに供給(労働)が少ないとも取れます。

自動車整備という仕事自体が嫌でなければ、自動車整備士の求人もぜひチェックしてみて下さい。

自動車整備士専門の転職サイト!

転職活動は転職しなくてもやる価値ありです

転職活動は、転職してもしなくてもすべて無料で行えます。

そんな現在の転職活動は、コロナ禍の影響もあってネットで行うことが当たり前の社会になってきています。

理由としてはハローワークに比べて以下の理由があるからです。

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  • Web面接で就職活動の幅が拡大しているから
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インターネットの普及とともに、オンライン面接も一般化しており、就職活動のハードルはかなり下がってきています。

今すぐ転職する気がなくても、登録だけしておいて、企業からオファーを待つだけでも価値はあります。

転職活動してみて自分の市場価値を知ることも、将来を見据えたときにプラスに働きます。

企業に応募しなければ採用試験は受けなくてもいいです。

一方で、求人を調査するなかで条件の良い仕事が見つかれば、実際に応募してみるのも良いでしょう。

ここで大切なことは、自分がどんな業界や業種に応募できるか基準を知っておくことです。

これは紛れもなく、あなたの人生のためになるはずです。

少しでも興味のある人は、まずは大手の転職サイトから登録してみましょう。

今回は以上になります。

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