【ブクマ推奨】車一括査定を使った「車をもっとも高く売る方法」

この記事でわかること
  • 車一括査定でもっとも高く売る方法(メカろぐ版)

「廃車手続きとか買取手続きとか面倒くさいから、次に新車を買うディーラーに下取りに出そう」

これめちゃくちゃもったいないです。

例外もありますが、おそらく数十万円、車種によったら数百万円損しているかもしれませんよ。

ディーラーはあくまで販売店であり、買取業者ではありません。

少しでも損をしたくないのであれば、ネットにある車買取業者を上手く利用しましょう。

この記事を書いている筆者は、これまで5台のスバル車を乗り継いできました。

さらに本業では自動車販売店で働いており、これまで数多くのドライバーさんのサポートを10年以上行ってきており、車の廃車方法にはかなり精通しています。

これまでの10年以上の経験を活かした、最終的な結論です。

廃車・買取方法でお悩みの人は、この方法で一発解決することをお約束します。

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しー
本業は自動車整備士(12年目)|スバル車を5台乗り継いできたスバルファン|2020.6〜スバル好きの整備士が情報発信するブログ「メカろぐ」を開設|月間平均PV数2万|スバル車、メンテナンス、工具、自動車整備士についてなどなど発信中|広告主さん募集中

車一括査定でもっとも高く売る方法(メカろぐ版)

この方法は、筆者がこれまで5台所有した中で3台はこの方法で実施してきました。

勘のいい人は「どうせアフィリエイトリンク踏ませたいんでしょ」と思われるかもしれませんが、私が実際に体験してメリットがあると思ったので紹介します。

方法としては以下の通りです。

「実店舗での査定」×「合同一括査定」×「オークション方式」

普通に車一括査定しても高く売れません。

世の中にある車買取の手法を上手く組み合わせましょう。

順番に解説します。

【大前提】車を高く売るなら「車一括査定」です

車とお金

車一括査定サイトとは、1度の申し込みで複数の買取業車に一括で依頼できるサイトです。

世の中には多くの廃車方法が存在しますが、「車を高く売る方法」にフォーカスを当てるとすれば、車一括査定サイトがもっとも有益です。

理由は以下の通り。

  • 1回の申し込みで済む(時短)
  • 1回でプロを集めて競合させられる(値段の競合)
  • 初心者でも最も高い業者に売却できる(簡単)

申し込むと買取店から電話がたくさんかかってきます

これは車一括査定サイトの代表的なデメリット。

ですが、高く売るためには必要なことなのでこのくらいは我慢しましょう。

ステップ1:どこでも良いので実店舗で査定する

実店舗で査定

まずは「自分の愛車が現時点でどれくらいの相場なのか」というのを把握しておきます。

フリマサイトを利用されている人なら分かると思いますが、ネットでモノを売る時って必ず相場を確認しますよね。

ネットでもある程度確認は取れますが、車は部品の集合体なので、査定項目がたくさんあります。

なので実店舗で1度査定することをおすすめします(ディーラー・サブディーラー・中古車販売店)。

「査定だけで来店するのは迷惑じゃない?」と思われるかもしれませんが、販売店によったら営業マンに査定ノルマを課している販売店もあるので積極的に行きましょう。

もしそこの販売店で車を購入する際は、納期を必ず確認しておきます(スバル車ならこちらで確認できます。)

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ちなみに「次の車も同じメーカーで買う」という人は、ディーラー査定でも高く売れる可能性はあります。理由は自社で中古車販売経路を持っているから。

「次の車も同じメーカーで買う」という人は、ディーラーでの下取りも検討しておきましょう。

とにかくこの時点では、「査定項目の結果」「査定金額」「次の車の納期」を把握できたらOKです。

ステップ2:車一括査定サイトに申し込む

カーセンサー

「査定項目の結果」「査定金額」「次の車の納期」が分かれば、次に車一括査定サイトに申し込みます。

申し込みタイミングは「次の車の納車1~2ヶ月前」が良いです。

これは、明確な売却時期がわかっていたほうが、買取業者も本気を出しやすいから。

売却時期が把握できていない状態だと交渉もしにくいですからね。

ちなみに筆者が過去に利用した車一括査定サイトは、カーセンサーでした。

しー

理由としては、1度の申し込みで最大30社に申し込みをすることが可能だからです。

他の多くの一括査定サービスが最大10社である中で、頭一つ抜けています。

それだけ競合させられるアドバンテージがカーセンサーにはあります。

申し込みは1〜2分程度で完了します。

入力内容は以下の通りです。

  • メーカー・車種・グレード
  • 年式
  • 走行距離
  • 次回車検時期
  • ボディカラー
  • 事故歴
  • 車の状態
  • 名前
  • お住まいの地域
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 売却予定時期
  • 連絡希望時間帯

申し込むと買取店から連絡がかなり入ります。

ここは我慢です。

単に愛車のネット相場が知りたかっただけの人は「愛車の現在の相場を知りたかっただけ」と言えばOKです。

ステップ3:査定日時は全社同じにする(合同で査定)

挙手

申し込み後「実際にお車を拝見したいので〜」という電話がかかってきます。

ここで重要なのが「複数社同じ査定日時にする」です。

複数社の査定日時をバラバラにしてしまうとそれはそれで時間もかかりますし面倒ですから。

ただ「他の買取店と同じ時間帯にしないで欲しい」と言われるかもしれません。

理由としては、一括査定サイトを利用した人のうち約70%の人が「いちばん最初にアポが取れた買取業者に決定してしまう」といわれているからです。

そのため、買取業者各社は1秒でも早く電話をかけて、ユーザーと査定のアポを取り、独占してきます。

少しでも安く買いたいですからね。

もし「他の買取店と同じ時間帯にしないで欲しい」と言われたら、以下のように対応すればOK。

「ご縁がなかったということで降りていただいて結構ですよ」

当日は、買取に積極的な業者を集めましょう。

ステップ4:査定当日はオークション方式で交渉

複数社同じ時間にアポが取れたら、査定当日に行うことは4つだけです。

  • 「この中で1番高い人に売ります」
  • 「各社査定終了後はオークション方式で行います」
  • 「価格は〇〇店で査定した金額からスタートです」
  • 「〇〇店での査定が〇〇円だったので、スタート価格以下なら売りません」

それ以外の交渉は入りません。

この時点で入札方式にしてほしい…」という要望もあるかもしれません。

よくあるのが「名刺の裏に金額を書いて、一斉に見せ合って1番高いとこに売る」という方法です。

ただこれは買取業者からすると「60万円いけるけど…59万円にしておくか」という心理がどうしても働くのと、査定に来る買取スタッフも企業の1会社員なので、最高価格を出し切りにくいはずです。

オークション方式だと、営業マンも燃えてきます。

ちなみに査定当日をオークション方式で成功されている人は、割といます。

一括査定×オークション形式」を上手く組み合わせてる人はかなりいます。

これに「実店舗での査定」を組み合わせることで、オークション方式の良さを最大限まで上げる。

これが私が推奨するやり方です。

ちなみに元ビックモーターの幹部で、現在はBUDDICA代表である中野優作さんもこの方法を提唱しています。

状況次第では立ち回りを変えよう

1:明らかに値がつきにくい車だった場合

値がつきにくい車とは、「年式が古すぎる」「総走行距離が長すぎる」「走行できない」などの車のことです。

こういった車はおそらくディーラーの査定行っても、相場よりかなり低い下取り額を提示されることでしょう(簡易的に相場を見たい人はこちら)。

そういった場合は車特化のフリマサイト「カババ」に出品しましょう。

フリマサイトは個人売買での取引になるので、市場で値段がつきにくい車でもチャンスがあります。

そして万が一カババで売れなかったとしても、その査定額を車一括査定サイトでの交渉の材料となります(オークション方式で交渉する際のスタート価格として利用)。

なのでディーラー査定で値がつかなかった場合は、カババにエントリーしてみましょう。

カババの利用方法について知りたい!」という人は、以下で解説しています。

2:営業電話ラッシュがどうしてもイヤな場合

ネットの車一括査定でどうしてもイヤなのが「営業電話ラッシュ」「業者に言いくるめられるんじゃないか」という部分です。

ここがどうしても気になる人は、「MOTA車買取」を利用しましょう。

MOTA車買取とは、自動車メディアサイトのトップクラスの「MOTA(モータ)」が 運営する車買取サービスです。

通常の一括査定サイトとの違いは、申し込みした時点では営業電話ラッシュがかかってくることはありません

翌日の18時までに、複数の買取店(最大20社)からの査定がネットで上がってきて、その中から査定額が高い上位3社とだけ商談をすればOKというサービスです。

利用するメリットとしては以下の通り。

  • 査定額上位3社以外の金額も確認できる
  • 上位と下位の査定額の差額が確認できる
  • 査定額上位3社だけから電話が入る

査定額上位3社からは電話はかかってくるのですが、通常の一括査定サイトよりは電話の件数が少なく、胡散臭い業者はある程度この時点で選別が可能となります。

その後は同じ時間でアポを取って、一括で査定を行なってもらいます。

交渉が苦手な人には、かなりおすすめできるサービスです。

3:地方であまり買取業者が集まらなかった場合

「カーセンサーの一括査定であまり業者が集まらなかった」という場合は、同じカーセンサー内のオークション出品にするかユーカーパックでの出品がおすすめです。

ユーカーパックでは電話も査定も1社だけで完了し、その査定結果を元に全国5000社以上の中古車業者にオークション出品するというサービス。

近くに買取業者がない場合には、かなり有効なサービスです。

ユーカーパックの利用方法について知りたい!」という人は、以下で解説しています。

よくある質問

質問1:買取業者1社ずつに査定してもらうのはダメか

結論としては、一部の悪徳業者に言いくるめられる可能性があるのでおすすめしません。

買取業者が一番やりたいことは「車を安く買って高く売る」ことです。

一部の悪徳業者には、本来の相場が200万円である車を「今の相場なら150万円ぐらいですねー」と言って改ざんした相場データを提示し、納得感をゴリ押してくる輩がいます。

過去のオークションの落札相場を一覧で見れる「ユーストカー」「USS」「アイオーク」などのデータは、業者向けのサービスなので一般の人は見れません。

改ざんされたデータを見せられても、一般の人は確認のしようがないですよね。

買取業者と1対1の交渉は、悪徳業者に捕まってしまった場合に、損をするリスクが高いのでおすすめしません。

質問2:一括査定でビック○ーターが来たら困る

来てほしくないところは電話の時点でお断りすれば問題ないです。

質問3:買取契約後に減額されるのが怖い

査定時に「減額はしない」という証拠を取っておきましょう。

たとえば、買取契約時に「名刺の裏に減額しませんと一筆書いてもらう」か「会話をボイスレコーダーアプリで録音しておく」などです。

合同で査定して、ほとんどの買取業者から100万円位を提示されていた場合。

その中で1社だけが「うちは110万円で買い取りますよ!」と、どこよりも高値を付けて契約をさせ、後日「査定の時になかったキズが付いている、ガラスに小さなヒビがある、修復歴があるのに自己申告してこなかった」など、なんくせを付けて減額してくる悪質な買取業者もいます。

証拠があると強く出れるので、心配な人は証拠を取っておきましょう。

また事故車両を隠匿するなどこちらに嘘が無い限りは、査定した営業マンの瑕疵になるので、契約書を交わしたあとに減額を要求してくるようならば、「消費者契約法第10条」によって無効を主張することもできます。

質問4:車一括査定だと裏で談合されると聞いた

これは実際にあるらしいです…(噂程度で聞いてください)。

一括査定でお客さんのところに行く前に、営業マンが談合して「今回は〇〇さん降りてくれないか」「〇〇社の買取金額は高いから降りて欲しい」「〇万渡すから今回は手を引いて欲しい」といった話を持ちかけてくる営業マンがいるというのを聞いたことがあります。

あくまで聞いた話です。

これを防ぐ方法としては、合同査定当日に「これで全員ですか?」と聞かれたら、「昨日1社だけ先にやってもらってます。それも含めてこの中で一番高いところに売ります」と言えばOKです。

もしくは査定する業者を10社以上にして、統率が取れない状況を作りましょう。

カーセンサーなら最大30社まで依頼できます。

まとめ

「実店舗での査定」×「合同一括査定」×「オークション方式」

これがわたしが実際に体験し、車業界に10年以上いてあみ出した「車を高く売る方法」です。

基本的にはカーセンサーに申し込み、営業電話がイヤな人はMOTA車買取、値段がつきにくい場合だとユーカーパックカババなどを利用して、上手く立ち回って下さい。

車買取は、買取業者次第で数十万円変わってきます。

高く売れたら、新車のオプションを追加できますし、旅行だって行けちゃいます。

今すぐ売却する予定がない人も、こちらのページをブックマークしておいて、納車が近づいてきたら試してみて下さいね。

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