このような疑問にお答えします。
ユピテルといえば昔から「レーダー探知機」が有名なメーカーですよね。
ユピテルは、「レーダー探知機」のパイオニアとして、探知性能を常に磨き、進化させてきました。最近ではドライブレコーダーにも力を入れてきています。50年以上の歴史がある安心の国産ブランドです。
近年、あおり運転が社会問題として注目されており、ドライブレコーダーの需要はますます増えてきております。[ドライブレコーダー]と検索すれば山のように出てきますよね….。

そこでこの記事では、ユピテルから2020年8月に販売が開始された全方位ドラレコ「Q-30R」についてご紹介します。
この記事を読むことで、「Q-30R」のことだけでなく、ユピテルの最新技術についても知ることができますので、ぜひ最後まで覗いてみて下さいね。
ユピテル製ドラレコ【Q-30R】を徹底解説。全方位完全に記録できる最強ドラレコ+α
もくじ
危険運転対策には360º+後方カメラは必須
ドライブレコーダーといえば、前方のみ録画していたイメージでしたよね。昔の私は、このような意識でドラレコを見ていました。

万が一の事故の時に役に立ったら良いなー。
この程度でしたが、近年は危険運転が社会問題となっており、ドライブレコーダーの映像がテレビでよく流れていますよね。ドライブレコーダーは、万が一の事故の時だけでなく、あらゆる不測の事態に備えることができます。
そして360º+後方カメラにするコトであおり運転などの危険運転、後方から車間距離を詰めてあおってきたり、無理な追い越しや幅寄せをされたりするなど、全ての状況を証拠として残せます。
前置きが長くなりましたが、車外の映像がほぼ死角なしで全て録画できてしまう【Q-30R】について見ていきましょう。
【悲報】Q-30Rのデメリットは3つ

ユピテル製ドラレコ【Q-30R】を取り付ける上でのデメリットは3つあると考えます。
Q-30Rは値段が高い
【ユピテル製の信頼度】×【360º+後方カメラ】×【高性能】
ユピテル製最新のドラレコ【Q-30R】は、超優秀がゆえに値段が高めです。
ユピテル製2カメラの最安のドラレコでも15000円からです。【Q-30R】はその値段の倍以上の4万円オーバー。
ドラレコにここまでの値段のかけるのは少しネックですね。
ですが、ドライブレコーダーにとって必要最低限である機能は全て余裕でクリアしています。
- 200万画素以上
- LED式信号機対応
- カーナビ(地デジ)へのノイズ対策
- HDR(ハイダイナミックレンジの有無)←逆光補正みたいなもの
- Gセンサー(衝突・衝撃で自動保存)
- GPS機能
- 駐車監視機能
これに360º+後方カメラが加わるのでドライブレコーダーの中ではかなり高性能な部類に入ります。
シガーソケットで電源を取れない
これはデメリットでもあり、メリットでもあるのかもしれません。
ユピテル製ドラレコ【Q-30R】に付属してくる電源コードは、【5Vコンバーター付電源直結コード(約4m)】だけです。
シガーソケットで手軽に接続して使用したい人にとってはネックになるかもしれません。
逆にいえば、一般的なドラレコは電源直結コードが別売なので、最初から付属しているのはメリットでもあります。
- シガーソケット→手軽に接続できるが、配線が邪魔になる
- 電源直結→手間がかかるが、配線を隠して車内がスッキリ
電源直結させる場合は、知識と道具が必要になるのでプロに任せるのが無難です。
後方カメラの配線が手間
後方カメラは、リヤゲートのガラスに装着するコトになるので車内の前から後ろまで配線を引き回さないといけません。
その分、工賃がかかってしまう可能性があります。
ですが、後方カメラをつけるコトで後方の安心が手に入ると考えれば、さほどデメリットではないと思います。
ユピテル製ドラレコ【Q-30R】の注目ポイント
ユピテル製ドラレコ【Q-30R】の注目すべきポイントをピックアップしました。
- 全周囲360°&後方記録
- 視野角の広さ
- 逆光対策にHDR(ハイダイナミックレンジ)搭載
- プライパシーガラス・スモークフィルム対応
- 全国のLED信号機対応
- 「大画面2.4インチモニター」から映像を常に確認
- Gセンサー(衝突・衝撃で自動保存)
- GPS機能搭載で映像+地図データも確認
- 駐車監視機能(オプション)
昨今のドラレコの性能はかなり良くなってきていますよね。この辺の機能は安物でない限り常識になってきています。

では、ユピテル製ドラレコ【Q-30R】は+αでどのようなメリットがあるのかご紹介します。
最適なカメラアングル【垂直240º】

360ºカメラのデメリットとして、カメラが下側に向いているので前方の視野が低くなりがちです。
ですが、ユピテル製ドラレコ【Q-30R】の場合は垂直方向の視野の広さがポイントです。
360°カメラだと前方視野が低くなりがちですが、最適なカメラアングル設計により通常カメラと同様に前方の垂直視野を広く確保。高い位置や近い位置にある信号機や看板などもしっかり記録。車内は天井まで必要な視野をしっかり確保しています。
出典:ユピテル
信号機の状態を確認できるコトや前方車からの飛来物で車が傷つけられた時の証拠などに役に立ちます。

私は過去に前方のトラックから物が飛んでいきてガラスを割られたことがあります。そういった時の証拠になるので、前方の垂直方向の視野は重視した方が良いです。
SDカードのファーマットが不要
ドライブレコーダーから警告音がなって、販売店にいったら「フォーマットして下さい」と言われた経験はないでしょうか。
私が働いているディーラーのお客様でもこのような指摘があり、フォーマットをした経験があります。今までのドライブレコーダーでは、SDカードのエラーでフォーマットが必須でした。
SDカードは、数時間ごとに映像データが上書き=書き換えされていきます。この上書きや書き換えは、SDカードにとっては負荷になります。何度も書き込むコトでいずれエラーが出ます。

ちなみにフォーマットとは、「初期化」とも呼ばれるものです。これまで撮った記録を全て消去して、データ上は使い始めた頃の状態に戻すことです。簡単に言えば、SDカードの中を大掃除しましょうということですね。
あとSDカードは消耗品なのでいずれ交換しなければいけないコトも覚えておいて下さい。
ユピテル製ドラレコ【Q-30R】はそのフォーマット作業が不要。
従来モデルでは上書き(記録⇔削除)を繰り返すことで断片が起き、書き込みエラーが発生します。本機では断片化が起きない独自のファイルシステムを採用しており、定期的なフォーマットは不要です。
ユピテル公式より
さらに付属してくるSDカードが優秀です。
SDカードは上書きを繰り返すことで消耗し寿命となります。ドライブレコーダーではSDカードに常にデータを書き込み続けるので、上書きを行う頻度も高くなります。本モデルではドライブレコーダーに最適な上書き性能に優れたMLC方式のSDカード採用、さらに大容量32GBを付属します。
ユピテル公式より
何度もSDカードを買い直さなくて良いのもポイント。
さらにさらに、本体にはバックアップ機能も搭載しているので、SDカードが寿命を迎えてしまって事故が起こってしまっても、記録データを保存してくれます。
駐車監視機能がオプションで最大12時間録画
別売のマルチバッテリーを装着するコトで駐車中に、当て逃げや車上荒らしがあった場合にも安心して証拠を残せます。
さらに履歴表示機能でイベント記録があったことを知らせてくれます。

タイムラプスモード/動体検知モード終了後にイベント記録があった場合、次回乗車時に画面と音声でお知らせします。長時間の録画データの中から該当の箇所を探し出す手間が省けます。
出典:ユピテル

駐車中に自分の車が何をされるか分からないですよね。知らない間に見覚えのない傷や凹みが出来ていてショック受けたコトはないですか?
ぜひ装着しておきたいところですね。
マルチバッテリーはエンジンをOFFにすると、走行中に充電されたマルチバッテリーからの電源供給により、駐車記録を行います。車両のバッテリーから電源を取らないので、バッテリー上がりの心配もないです。
タイムズロードサービスが1年間無料

【Q-30R】に限ったコトではないですが、ユピテルのドラレコを購入された方にはタイムズロードサービスが1年間無料でついてきます。
レッカー移動やガス欠、タイヤのパンクなど日常で起こりうるトラブルに対応するタイムズクラブのロードサービス「カーレスキュー」が1年間¥2,970かかるところが無料で利用できます。
交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度対象

これも【Q-30R】に限ったコトではないですが、ユピテルのドラレコを購入された方でレッカー搬送を伴う事故にあってしまい、ドラレコを再購入しなければならなくった場合はドライブレコーダー協議会から一律4万円の補償金が支払われる制度です。
まとめ:360°カメラはもう常識?
いかがだったでしょうか。
性能文句なし。
機能文句なし。
死角なしのユピテルの神ドラレコ【Q-30R】。
デメリットは価格と取り付けの問題だけだと思います。
ユピテル製ドラレコ【Q-30R】を取り付けることによって万が一の事故の時や危険運転などのトラブル時に必ず強い味方になってくれます!
2020年8月にユピテルから発売された【Q-30R】の性能を知りたい。