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タイヤの異常摩耗【基礎知識】

しー

こんにちは。しーです。タイヤが変な摩耗の仕方をしている時ないですか?それ車が歪んでいるかもです。

点検時にタイヤの溝が減っているからタイヤ交換した方が良いです。と言われて見に行くと、外側だけ減っていたり、内側だけ減っていたり。

なんで均等に摩耗しないの?って感じですよね。タイヤには色々な摩耗があります。

この記事では、今まで実際に見てきたタイヤの異常摩耗について書きました。

私は、自動車整備士歴10年目です。今までタイヤの異常摩耗で悩まれている方にアドバイスをしてきた経験とホイールアライメント作業をたくさん行ってきました。

この記事を最後まで読むコトで「異常摩耗といってもどういった摩耗があるのか」こういった疑問にお答えできます。

タイヤには様々な角度がついています。①から⑩までまとめました。

では見ていきましょう。

キャンバーによるタイヤの摩耗

タイヤを前から見ると角度がついています。

キャンバー

ポジティブキャンバー→タイヤの下が内側に傾いていますので外側が減りやすい。

ネガティブキャンバー→ポジティブキャンバーの逆になります。内側が摩耗しやすいです。

一般的には、ネガティブキャンバーのがコントロール性とグリップ力が向上しますのでそもそもネガティブキャンバーになっている車両が多いです。

ただ極端に角度をつけすぎると、路面との接地面が減るので直進安定性が悪くなります。悪路走行には最悪です。

トー角による摩耗

タイヤを上から見ると内側と外側で角度がついています。

トー角

トーイン→内側に向いています。トーインが大きくなると、走行によってタイヤの接地面が路面との摩耗で内側へ引っ張られため横滑りを起こします。

トーアウト→トーインの逆になります。外側に向きます。

トーインは、直進安定性が向上。

トーアウトは、曲がりやすいです。ただ、ハンドルが取られやすいです。

摩耗の仕方は画像の通りです。(画質悪くてすみません)

・トーイン→外側が減りやすい。

・トーアウト→内側が減りやすい。

ターニングラジアスによる摩耗

ターニングラジアス

車が旋回するときの左右前輪の切れ角度のことです。 ターニングラジアスが適正でない場合、タイヤの摩耗や旋回走行時の安定性などに問題が発生します。

足回りやシャシが、歪んでいて極低速で旋回が多い方は、片側のタイヤだけ摩耗しているケースがあります。

セットバックによる摩耗

セットバック

車の前車軸と後車軸は平行しています。なんらかの原因で、前車軸と後車軸が平行していない状態を前後車軸のセットバックと言います。

前は車軸がまっすぐなのに、後ろが歪んでいるとタイヤには常に横滑りが発生し早期摩耗を生じます。

タイヤサイズによる摩耗

タイヤサイズが4本統一されていないと、サイズの小さいタイヤに荷重がおおくかかる事になります。よってタイヤのたわみが大きくなり、発熱が高くなると共に滑りが大きくなるため早期摩耗となります。

タイヤの空気圧による摩耗

これは前回、少し触れましたね。

空気圧が高すぎると、中央摩耗します。

低すぎると、両肩摩耗を起こします。

タイヤの不均一性による摩耗(ユニフォミティ)

タイヤは単純にドーナツ状をしていますが、中には繊維・スチールワイヤ・ゴムでできている複合材料製品です。

その上、大部分が人手で成形されています。

綺麗なドーナツ状になっておらず、精度が悪いタイヤがあります。

タイヤが1箇所だけ異常に摩耗していたり、タイヤの約半分だけ異常摩耗していたり、、、

安い海外タイヤを選ぶ際はご注意を。

タイヤ交換の際、タイヤを真っ直ぐ転がるようにホイールバランス調整を行います。

ホイールの内側におもりを追加したりして調整します。

これをしなかったり、走行中におもりが飛んでいってしまったりしてタイヤが真っ直ぐ転がらなくなると異常摩耗を起こします。

信頼のあるお店でタイヤ交換をお願いしましょう。

積載による摩耗

積載により、車高が変化するとアライメントに影響を起こします。

荷物積みすぎて長時間走行するとタイヤの早期摩耗につながります。

なのでそういう方には積載量を見込んでホイールアライメントを調整しましょう。

走行状態による摩耗

山道などの急カーブばかり走行する方は、一定方向にしか力が働かない状況なので一般車のタイヤに比べて偏摩耗を起こしやすいです。

まとめ

タイヤにはたくさん摩耗の仕方があります。

良くあるパターン

・事故車で歪んでしまっている。①、②、③、④が狂っている。

・足廻りを損傷させてしまった。①、②が狂っている。

・経年劣化で足廻りのブッシュ類が劣化しており、①、②が狂っている。

・過積載で異常摩耗。⑨のパターン。

タイヤ交換を勧められ場合は摩耗状態を確認しましょう。

異常摩耗を起こしているのであればタイヤを交換してホイールアライメント調整をしましょう。

そして、下廻りを損傷させてしまった場合などはプロに点検を依頼し状況によっては修理をしましょう。

人と一緒で、使っていると骨格が歪んできてしまいます。車も一緒なのです。

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しー
自動車整備士歴10年目|国家2級整備士|自動車検査員|愛車:SUBARU FORESTER(SK9)|スバリスト歴12年目|2020年6月ブログ&ツイッター&インスタ開設|ライティングスキルを磨くために日々奮闘中|車初心者や若手メカニックに聞かれる悩みなどにお答えします|スバル向けコンテンツに詳しい