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レガシィ B4とは【現役社員が徹底解説】

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しー

こんにちは。しーです。今回は惜しくも廃盤になってしまったレガシィ B4について今さら徹底解説します。

まずレガシィシリーズには3種類のモデルがありました。

スバル・レガシィ←セダンモデル

レガシィツーリングワゴン←ワゴンモデル

レガシィ・ランカスター(グランドワゴン)←SUVモデル

スバル・レガシィ」は、4WDのセダンとして独自のジャンルを切り開いた「レオーネ」の後継車として、1989年にデビューしました。

そんなレガシィシリーズですが、セダンモデルは初代から存在します。厳密に言うと、3代目レガシィから「レガシィ B4」という独立した名前で誕生します。

初代スバル・レガシィより車の基本性能である「走り」を重視した開発コンセプトを貫いており、スバル独自のさまざまな機構を搭載し、質の高い安定した走行性能から世界中で広く愛用されているセダンモデルです。

車名の「レガシィB4」の由来は、英語の「Legacy:大いなる伝承物、後世に受け継がれてゆくもの」と「B4:Boxerエンジン+4WD」を語源とした造語です。

レガシィB4が気になる人

これから中古車で買おうと思ってるんだけど、レガシィ B4ってどんな車なの?

この記事では、レガシィ B4とはどんな車なのか徹底解説します。

私が18歳の頃に免許を取って、初めてスバルを好きになるきっかけになり、初めて購入した車が「レガシィ B4」でした。

今では自動車整備士として整備をする立場になって、様々なお客様にその魅力をお伝えしています。

この記事を最後まで読むコトで、

レガシィ B4について知りたい人

レガシィ B4ってどんな歴史があるの?どんな性能なの?どんな魅力があるの?今後再販はしないの?

こういった疑問にお答えできます。

では、見ていきましょう。

歴代のモデルたち

初代レガシィ B4 (BE型)

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グーネット

【1998年デビュー】

初代レガシィ B4は、レガシィシリーズのセダンモデルの実質後継モデル。

5ナンバーサイズのスポーティなセダンボディに独自の水平対向エンジンを低く搭載し、理想的な前後重量バランスにより、シーンを選ばない卓越した走行性能を誇るシンメトリカルAWD機構の採用と相まって、4WDロードスポーツセダンとして誕生。

2.0ℓターボはシーケンシャルツインターボ(2段階システムのターボ)を採用し、最高出力は280馬力を発揮。400台限定車であるS401 STiバージョンに関しては293馬力を発揮しています。ボクサーサウンドを楽しめるのもこの頃のEJ20の特徴です。さらに3.0L水平対向6気筒エンジンがラインナップされ、全車種フルタイム4WDモデルに統一されます。

上位グレードには上質な乗り心地を提供するビルシュタイン製ダンパーが装着されています。

完全なる「走りのセダン」としてデビュー。

この頃のスバルといえば、水平対向エンジンの弱点であるオイル漏れ、燃料、電子制御系統の不具合やコンビメーションメーターの不具合などが目立ちました。

ただそれを修理するほどの価値が十分味わえる車に仕上がっています。

そして筆者が18歳で初めて買った車がこの型のレガシィ B4であり、この車で私はスバル中毒に毒されました。本当に良い車でしたよ。

2代目レガシィ B4 (BL型)

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グーネット

【2003年デビュー】

ボディが少し大型化し、3ナンバーサイズになります。大きくなったものの、軽量化技術の投入により、車重は先代から約100kgほど軽くなっています。

2.0ℓターボモデルはターボシステムの改良で、シングルターボ(新開発のツインスクロールターボエンジン)に変更。中低速域のトルクアップがなされました。

2004年5月の一部改良では、国内初となる使用燃料を圧縮天然ガス(CNG)へ変更したモデルが追加され、高い環境性能とガソリンエンジンと変わりない走りから高い注目を浴びました。

トランスミッションは、先代の4ATからターボモデルと3.0ℓモデルに関しては5ATに変更。

後期型になる2008年の一部改良では、その後スバルの代名詞として定着する運転支援システム「アイサイト」がスバル車として初採用されています。まだ機能としては不十分ではありましたが、時代を先取っていましたね。

整備関連でいうと、エンジン補機類、燃料ポンプ関連、電子制御系の不具合。ビルシュタイン製ダンパー、キーレスエントリーシステムなどの故障などが印象に残っています。後々に大量のリコールでお客様に多大なるご迷惑をおかけしました。何度も何度もリコールで来店していただき、「大変な時期だけど頑張って下さい」と励まして頂いたのは本当に感謝しています。

2代目レガシィは、走りと機能と美しさの融合を開発テーマに掲げ、先代に比べるとシャープなデザインになっています。

3代目レガシィ B4 (BM系)

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グーネット

【2009年デビュー】

主要マーケットである北米市場からのニーズに対して、ボディサイズを全方向に拡大し、ゆとりのある広々とした室内空間を実現しながら、取り回しの良い秀逸なパッケージデザインが好評を得ました。

ボディサイズ、車内のサイズも拡大されて、ラグジュアリー性が高く、高級感のあるセダンとなりました。パーキングブレーキは電動化され、機能面も向上しています。

今では定着している運転支援システム「アイサイトver.2」が初めて搭載されたのがこのモデルであり、当時の国産車では初となるカメラで制御する安全装置として注目されました。

エンジンは2.5Lエンジンと2.5Lターボエンジンを設定。後期型になると高いトルクを発生する新型2.0L水平対向直噴ターボエンジン【FA20】が追加されます。

トランスミッションはリニアトロニックCVTに変更され、走行性能と燃費性能向上に貢献しています。(A型の2.5ℓターボは5AT)

スバル独自の「SIシャシー・コンセプト」に基づいた高剛性・軽量化を両立したボディ&プラットフォームは、新エンジン&ミッションマウント構造(クレードル構造)やダブルウィッシュボーン式リアサスペンションの採用などにより、ロールを抑えた快適な乗り心地と操縦安定性を生み出しています。

そんな大変革を起こしたレガシィ B4ですが、電動パーキングブレーキの不具合(解除できない)やドアミラー、パワーウィンドウなどの電装系統の故障がよく目立ちました。新エンジンに対する様々なご要望が多かったです。まだまだ、課題がある印象でした。

4代目レガシィ B4 (BN系)

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グーネット

【2014年デビュー】

今までのレガシィ B4にあった「走りのセダン」をS4にバトンタッチ。さらにラグジュアリー性を拡大させた、高級セダンになりました。

エンジンは新開発の2.5L水平対向4気筒NAエンジンに1本化。

ボディ強化やサスペンション取付け部の剛性を向上させており、スタビライザーの改良やショックアブソーバーの減衰力を見直したり、細かな部分は改良されていますが、基本構造は3代目レガシィB4を引き継いでいます。

アイサイトver.3の搭載とレヴォーグにもあったメーカーオプションのアドバンスドセーフティパッケージ追加など、スポーティさと安全面の大幅な改良が行われます。

メカニカルな部分は、先代からかなり熟成されており、目立つような不具合はかなり少なくなった印象です。

高級路線になったレガシィ B4は所有するユーザー層も徐々に変わり、ラグジュアリー性を求める人が目立つようになりました。

惜しくも廃盤になったレガシィ B4

海外での人気は高いが、日本国内での2019年の登録台数は5024台、月平均419台にとどまっています。これはインプレッサ、フォレスター、レヴォーグ、WRXに次いで5番目であり、スバルのオリジナルモデルではBRZの次に少なく、ますます影が薄い存在になってしまいました。

これは、昨今のSUVブームもあり、セダン市場の縮小で存在価値がますますなくなっているコトと、モデルチェンジごとにボディサイズが大きくなり、ラグジュアリー性向上で上級シフトしており、価格も高くなっているのでスバルファンがついて来なくなっているコトが考えられます。

国内のレガシィ B4といえば「走りのセダン」でしたよね?

初代にあった個性が時代とともに薄れていきした。個人的に高級セダンで勝負するのであれば、国内にはライバルが多すぎます。

ただ、海外では今後も販売されていくそうです。

これからのスバルのセダン

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ツーリングワゴンがレガシィからレヴォーグに伝承されたように、「走りのセダン」は、WRX S4にバトンタッチ。

国内のスバルを引っ張っていくのは間違いなくレヴォーグとWRX S4になっていくコトでしょう。

そんなWRX S4は、2021年にフルモデルチェンジを控えております。今年に発売になる新型レヴォーグの技術を継承し、エンジンは水平対向2.4ℓ直噴ターボを搭載する情報が出てきています。

これからのスバルのセダンは、「走りのセダン」を継承しつつ、最新の安全技術と高級感で、次世代のセダンに生まれ変わります。

まとめ

いかがだったでしょうか?この記事では、

レガシィ B4の歴代モデルについて

廃盤になったであろう理由

これからのスバルのセダンについて

こういったテーマで書きました。

レガシィ B4は中古車市場では人気が依然高いので、新車がなくなるとこちらがタマ不足になり、値が上がる可能性は十分考えられます。海外などでは次期型は存在するので、近い将来セダン市場が復活すればまた、再開される可能性もあります。

中古車で狙うなら今のうちかもしれませんよ。

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しー
自動車整備士歴10年目|国家2級整備士|自動車検査員|愛車:SUBARU FORESTER(SK9)|スバリスト歴12年目|2020年6月ブログ&ツイッター&インスタ開設|ライティングスキルを磨くために日々奮闘中|車初心者や若手メカニックに聞かれる悩みなどにお答えします|スバル向けコンテンツに詳しい