
- 車内にツヤを出して高級感を出したい
- 車内のキズを消したい
- クレポリメイトの使用感が知りたい
このような疑問にお答えします。
クレポリメイトナチュラルとは、呉工業(株)から販売されている車内のツヤ出し剤です。
呉工業といえば、あの5-56シリーズが超有名ですね。
クレポリメイトもクルマ好きの方であれば知っているはず。
クレポリメイトナチュラルは、車内に深みのある光沢を長期間保ち、紫外線をカットするUV吸収剤が太陽光によるダッシュボードの色あせやひび割れを守ります。

私は、自動車整備士歴10年目。今ままで「車の傷が気になるけどどうすれば良い?」という疑問に対して数多くのユーザーさんにアドバイスしてきました。
この記事では、クレポリメイトナチュラルのレビューと口コミをまとめました。
最後に実際にクレポリメイトナチュラルを使ったキズを目立たなくするテクニックなんかも伝授します。
実際にこれは、プロの業者さんも使っているテクニックなので、信頼性も高いことかと思いますのでぜひ最後までご覧ください。
クレポリメイトナチュラルのレビュー&口コミまとめ【テクニックも伝授】
クレポリメイトナチュラルでキズのレビュー&口コミまとめ
メーカー名 | 呉工業(株) |
商品名 | クレポリメイトナチュラル |
成分 | 水性、シリコーン、界面活性剤 |
用途 | 自動車のダッシュボード、タイヤ、クロームメッキ部分の表面保護とつや出し。 ビニール、ラバー、プラスチック、グラスファイバー、合成皮革などの表面保護とつや出し。 |
特徴 | 車内に深みのある光沢を与えます。 ベタつかず、ホコリを付きにくくします。 UVなどの太陽光からダッシュボードを守ります。 |
同商品の中で、「クレポリメイト クリア」という商品がありますが、違いとしては光沢感とツヤにあります。
説明文にはこう書いてあります。
高分子ポリマーが強い保護被膜を作り、深見のある光沢を長期間保ちます。
高分子ポリマーが強い保護被膜を作り、自然で美しいつやを長期間保ちます。
「深見のある光沢?自然で美しいつや?つまりどっちがええねん。」となりそうですよね…。
実際、仕事ではクレポリメイトクリアを使っている私からすると、ダッシュボードに塗った時にガラスへの写り込みを抑えたい人はナチュラルが良いと思います。
ダッシュボードに光沢を持たしすぎると運転に支障が出てきますので、「自然にほんのりツヤを出したい」「キズが目だなくなればいい」程度の人にはナチュラルが良いかと。
それではここからは、クレポリメイトナチュラルの特徴について、いくつかご紹介します。
ツヤの維持は「油性より劣る」
クレポリメイトナチュラルは水性のため、液剤がよく伸びて、気兼ねなく使えるメリットがありますが、油性に比べると耐久性に劣ります。
場所にもよりますが、水性だとせいぜい1〜2ヶ月ぐらいですかね。
「じゃあ油性のツヤ出し剤の方がいいじゃん」となりそうですが、効果が半年ぐらい維持できる反面、タイヤやゴム部品に使用すると強い有機溶剤が浸透して割れる可能性が水性より高くなります。
うまく使い分けられる上級者であればいいですが、初心者には水性の艶出し剤がもっとも扱いやすいと考えます。
油性タイプをお求めの人は、同じシリーズのスーパークレポリメイトがおすすめです。
気兼ねなく使いやすい
油性のツヤ出し剤を使用すると、ゴム部品にヒビ割れを引き起こす原因となりますが水性の場合はそうでは無いです。
水性と油性について以下にまとめました。
メリット | デメリット | |
水性 | ゴムの劣化を与える石油系溶剤が入っていないので優しい 本来の黒さを際立たせるようなツヤになる | 水溶性なので落ちやすい 耐久性では油性に劣る |
油性 | テカテカな強いツヤを得られる 洗車や雨などで落ちにくく、耐久性がある | ゴム部品にはNG |
なので水性のほうが気兼ねなく使えるわけです。
個人的には油性のバチバチのツヤも好きですが、水性のおとなしめのツヤが好きと言う人もいますよね。純正部品のツヤに少しプラスしたい人は水性で十分。
ただ、昨今はSUVブームで樹脂系のパーツも多くなってきています。車内外を問わずにツヤ出し剤1本で済ませたい人は油性のほうがコスパが良かったりもします。
車内のキズを「ツヤでごまかす」
クレポリメイトナチュラルに限らず、ツヤ出し剤は部品の劣化を防ぐだけでなく、そのツヤである程度のキズをごまかすことができます。
- 「休日に彼女とドライブに行くけど車内のキズが目立って恥ずかしい」
そんな時はクレポリメイトナチュラルを使えばある程度は見えなくすることができます。
ただ、これだけでは少し不十分なのでここからはキズ消しのちょっとしたテクニックをご紹介します。
クレポリメイトナチュラルで傷を消すテク
それではわたしが普段仕事でも使っているクレポリメイトナチュラルを使ったキズ消しテクニックをご紹介します。
作業準備

- クレポリメイトナチュラル
- メラミンスポンジ
- マイクロファイバークロス
メラミンスポンジで研磨

今回も愛車のフォレスターで使用します。
ちょっと見づらいかもしれませんが、縦キズが無数にありますね。
センターポケットのUSBにスマホの充電ケーブルを挿して使っている人はよくこうなります。
このキズを消していきます。

まずは、メラミンスポンジを水で濡らします。
そして、メラミンスポンジで研磨していきます。

こんな感じで全体的に磨いていきます。
白くなってきたのがわかりますか?
地道に研磨していきます。
クレポリメイトナチュラルで磨く

マイクロファイバークロスに、クレポリメイトナチュラルを塗布します。
2、3回ほどプッシュでOK。

マイクロファイバークロスで磨きながらツヤを出していきます。
キズが消えるまでこれを何度も繰り返します。

どうでしょうか?

どうでしょうか?
キズが目立たなくなりましたね。
良い感じです。
ついでにドアの傷にも

ついでに、ドアによくあるこんな感じのキズも研磨していきたいと思います。
乗り降りする時にどうしても足が当たってキズになるんですよねー。

どうでしょうか?
かなり目立たなくなりました。
お子さんがいらっしゃる家庭だと、車内がキズだらけだと思うのでぜひ試してみて下さい!

時間があったので他の箇所にもツヤを出したかったのでクレポリメイトナチュラルを塗り込んでいきました。
全体的にツヤが出て、高級感が復活しました!
クレポリメイトナチュラルの口コミ
マジェスティSのリアフェンダーにクレポリメイトナチュラルを塗布してみた。
— ケニアうどん/幌★★地 (@rk965) September 25, 2016
右が塗布前、左は塗布後。
一目瞭然。効果抜群。
前にスズキのアドレスV100でも試してみたから驚きはしなかったけど、気持ちいいですよね*\(^o^)/* pic.twitter.com/GD6KMkydGY
キーボードカバーが汚くなったから取り外したら全体がネッチョネチョになってた・・・。パーツクリーナーで洗浄してクレポリメイトナチュラル塗ったらめっちゃ手触り良くなったwwお勧め!
— norisu@コペンMT化 (@tanumajin) June 24, 2017
@mito_eunos お手軽なとこではやっぱクレポリメイトもいいんじゃないかと。安いし手に入りやすいし。おっちゃんはツヤ控えめのナチュラルを使ってますわ(ω):
— ほ。(404 Not Found) (@daisukeHORIKAWA) March 19, 2014
クレポリメイトナチュラル (250ml) http://t.co/uxDBFKxRC6
クレポリメイトナチュラル保護つやだし剤を使ってダッシュボードをフキフキなう☆ まずは塗れたフキフキタオルにクレポリメイトをシュシュッと拭いてから必ずカラ拭き☆キレイなブラックダッシュボードになるょ(*´д`*)アハン http://t.co/SBJkWFDK
— むらのま (@muranoma) October 22, 2011
使用歴。
— 慶 (@saboukujira) April 25, 2020
クレポリメイトナチュラルはそこそこ良かったが水性なのですぐ落ちるのがネック。
耐候性に期待して買った油性スーパーは白あせの復活効果自体が弱い。
新車をこまめにケアするなら上の2点で問題無い(量も多くてお買い得)が、既にある程度傷んでいる車両にはプロ艶かなり良いぞ。 pic.twitter.com/CQWqsrTRjP
何気に?車のプラスチック製品の艶出し剤が意外に良いね?
— 風の歌 (@windsnowroad) March 8, 2018
今回、使ったのが
「KURE(呉工業) クレポリメイトナチュラル (250ml) 保護ツヤ出し剤」
だけど・・・使った感じは古臭い?って感じが緩和されるw
水性なので、車外の部品に使うと落ちやすいので注意です。
車内で使う分には十分だというのが個人的な感想です。
まとめ
以上、クレポリメイトナチュラルのご紹介、レビュー&口コミについて解説しました。
最後にまとめです。
- クレポリメイトナチュラルは水性
- 水性はゴム部品にも使えるが耐久性は劣る
- 使い方によったらキズ消しにも使える
こんな感じ。
もし、車内のキズでお困りの人はぜひこの記事の方法でチャレンジしてみて下さいね。実際に私は仕事でこの方法を活用しております。
余ったメラミンスポンジとマイクロファイバークロスは、キッチンのお掃除など別の用途にも使えますからコスパも良いですよ。
上記3点を購入したとしても1,000〜1,500円程度で済みますので、ぜひ試してみて下さい。
以下にリンク貼っておきます。