【AI搭載】ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】を徹底解説

ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】について解説して欲しい。

こういった疑問にお答えします。

この記事にたどり着いた人はこのように悩んでいませんか?

  • ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】って本当に良いのものなの?
  • ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】について分かりやすく教えて欲しい
  • カーグッズ量販店で勧められたけどよくわからない

こんな感じではないですか?

あおり運転、危険運転が社会問題となっており、証拠を鮮明に残しておくためにもドラレコは良いものを搭載したいですよね。

ちなみにケンウッドは、家庭用オーディオ機器、およびカーマルチメディア機器(カーオーディオ・カーナビなど)、無線機器(アマチュア無線、インカムなど)などを製造・販売しているメーカーです。

最近では、ドラレコにも力を入れており、私が働いているディーラーでも純正オプションとして採用されるなど、自動車メーカーからも信頼を置かれています。

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この記事では、2020年9月にケンウッドから発売された最新ドラレコ【DRV-MR8500】について、メリットとデメリット両方を分かりやすく解説しております。

ぜひ最後まで読んでいただき、今後のドラレコ選びの参考にご活用下さい。

さきに結論ですが、ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】の最大のメリットは、あおり運転対策には必須の後方カメラにプラスしてAIを搭載している点です。

AIが後方車両の危険運転をイベント録画で保存してくれます。

本記事のテーマ

【AI搭載】ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】を徹底解説

ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】を徹底解説

前置きとして、後方カメラ付きドライブレコーダーを設置することによって、得られる効果を4つまとめました。

  • あおり運転の証拠を録画できる
  • 追突事故の状況を録画できる
  • 駐車中の後方への当て逃げや、車上荒らしなどの証拠を録画することができる
  • 後続車両にドラレコが見えることで、あおり運転などの抑止力になる

特にあおり運転などは、証拠が得られにくいので後方カメラは重要になってきます。

ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】のデメリット

ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】にはデメリットが4つあると考えます。

【AI搭載】ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】を徹底解説|ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】のデメリット

電源直結ケーブルが別売

付属してくるケーブルがシガーソケット用のケーブルになります。

シガーソケットに接続するだけで使用できるのでお手軽ですが、配線が邪魔になりますよね。車内が配線でゴチャゴチャするのはナンセンスなので、出来たら電源直結ケーブルを使って配線は隠したいところ。

なので配線をできるだけ隠して見栄えをスッキリさせたい人は、電源直結ケーブルを追加で購入しないといけません。

もしくはシガーソケットコードを配線に変換して、車両配線から電源を取り出す方法もあります。

最後にシガーソケット用の配線を途中で切って【電源】と【アース】を分離させて配線する方法も昔はやっていましたが、最近のドラレコでは通用しないのでおとなしく配線を購入した方が得策です。

値段が高すぎる

【ケンウッドの信頼性】×【最新】×【高性能】×【前後録画】。

ドラレコ市場の中でもかなりハイスペックな【DRV-MR8500】ですが、値段がかなり高いのがネックですね。

前後録画のドラレコであれば、一般的には¥10,000〜¥20,000程度ですが、【DRV-MR8500】の場合はその倍以上の¥40,000オーバーです。

これは、360ºカメラ+後方カメラ付きのドラレコに匹敵する値段です。んー高い。

360ºカメラではない

360ºカメラではないので、横方向の事故や危険運転への対策が手薄になります。

横方向の事故や危険運転の例
  • 交差点で対向車に横からぶつけられた
  • 優先道路を走行中に脇道から出てきた車にぶつけられた
  • 横から急に人が出てきて、避けた矢先に壁に衝突
  • 高速道路走行中に、無理な幅寄せをされた
  • 横につけられてキレられる

こういったケースが考えられます。前後カメラだけでは映りきらずに、横方向が映っていなかった為、事故処理時には揉めに揉めることがあると思います。

360カメラについては別記事で解説しております。

後方カメラの配線が手間

後方カメラは、リヤゲートのガラスに装着するコトになるので車内の前から後ろまで配線を引き回さないといけません。

その分、工賃がかかってしまう可能性があります。

ですが、後方カメラをつけることで後方の安心が手に入ると考えれば、さほどデメリットではないと思います。

ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】の注目ポイント

AI搭載】ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】を徹底解説|ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】の注目ポイント

まず、私が考える現代のドラレコの最低限欲しい機能はこちらの通り。

  • 200万画素以上
  • LED式信号機対応
  • カーナビ(地デジ)へのノイズ対策
  • HDR(ハイダイナミックレンジの有無)←逆光補正みたいなもの
  • Gセンサー(衝突・衝撃で自動保存)
  • GPS機能
  • 駐車監視機能

ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】はこれらの項目は全て余裕でクリアしていますのでこの記事ではあえて深掘りはしません。

有名国産ブランドのドラレコであれば、この辺は必須機能になってきていますので、あまり気にしなくても良いかと思います。

では、ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】には他にどのような機能があるのでしょうか。

後方カメラに【AI搭載】

後方からの急接近車や蛇行運転車をリアカメラのAIセンシング機能が自動で検知。ドライバーに知らせるとともに自動で録画を開始します。ドライブ中に危険運転車を確認できるので、未然の事故防止につながります。

この機能が【DRV-MR8500】の目玉ポイントではないでしょうか。

後方カメラのAIがあおり運転などを検知するとドライバーに警告音で知らせてイベント録画を開始して映像を保存してくれます。

イベント録画されたデータは別で保存されますので上書きされません。

確実に動画データを残すことができます。

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ドラレコもここまで進化したんですね。革新的技術だと思います。

WQHD録画【業界トップクラスの解像度】

Sデジタル放送で知られるフルハイビジョンの約1.8倍の高解像度で記録するWQHD(2560×1440)を搭載しています。

【AI搭載】ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】を徹底解説|WQHD録画【業界トップクラスの解像度】
出典:KENWOOD公式

車のナンバープレートなど細かな部分までしっかりと記録し、雨天時でも見逃しません。

SDカードのフォーマットが不要

ドライブレコーダーから警告音がなって、販売店にいったら「フォーマットして下さい」と言われた経験はないでしょうか。

私が働いているディーラーのお客様でもこのような指摘があり、フォーマットをした経験があります。

今までのドライブレコーダーでは、SDカードのエラーでフォーマットが必須でした。SDカードは、数時間ごとに映像データが上書き=書き換えされていきます。この上書きや書き換えは、SDカードにとっては負荷になります。何度も書き込むコトでいずれエラーが出ます。

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ちなみにフォーマットとは、「初期化」とも呼ばれるものです。これまで撮った記録を全て消去して、データ上は使い始めた頃の状態に戻すことです。

簡単に言えば、SDカードの中を大掃除しましょうということですね。

あとSDカードは消耗品なのでいずれ交換しなければいけないコトも覚えておいて下さい。

このフォーマットが作業が不要なので、手間がかからないのは嬉しいポイント。

SDカードエラーが起きにくい独自記録システムを採用しているため定期的なSDフォーマット(初期化)作業が不要です。

KENWOOD公式より

さらにケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】には、万一の撮り逃しを防ぐ「SDカード寿命告知機能」まで搭載されており、知らない間にSDカードが寿命迎えてしまい、いざという時の映像が無いという状況を避けられます。

SDカードは消耗品です。劣化して記録ができなくなる前に寿命をお知らせします。(同梱SDカードもしくは当社製別売SDカード使用時)

KENWOOD公式より

SDカード【ダブルスロット】を搭載

SDカードを挿すところが2箇所ありますのでスロット1からスロット2へのリレー録画が行えます。常時録画の映像を長時間撮っておきたい時に便利ですね。

さらに1スロットが最大128GBまでのSDカードを使用出来ますので、2スロット合わせると256GBになります。

ちなみに録画時間の目安はこちらの通り。

SDカード容量FULL HD
128GB約328分
64GB約164分
32GB(付属品)約82分
16GB約41分

なので2スロットに128GBのSDカードを使用して高画質で録画した場合、約11時間さかのぼって確認することができるわけです。

古いファイルはどんどん上書きされていきますので注意です。

ここまで常時録画が保存できるドラレコは見たコトがないですし、容量は大きければ大きいほど良いのでありがたいですね。

24時間365日に対応「駐車録画機能」搭載

車載電源ケーブルCA-DR100(別売り)を使用して、24時間365日、駐車録画を行います。駐車中、フロントカメラに内蔵のGセンサーが振動を検知すると、ドライブレコーダーが起動して前後2台のカメラで撮影した映像を記録(1ファイル60秒)。その後、駐車録画フォルダに保存します。微小な暗電流を使用するためバッテリーへの負担を抑えます。

KENWOOD公式より

別売り車載電源ケーブルを取り付けるコトで駐車時録画を行えます。バッテリーへの負担が少し心配ですが、もしものコトを考えると取り付けておきたいですね。

駐車中に起きそうなコト
  • 車上荒らし
  • 当て逃げ
  • 悪質なイタズラ

こういったトラブルを証拠として確実に残すコトができます。

交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度対象

JDRC ドライブレコーダー協議会

交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度とは、ドライブレコーダー協議会により企画された制度で,事前にご登録いただいたドライブレコーダーを設置した車両でレッカー搬送を伴う交通事故にあわれた場合に、ドライブレコーダーの再購入費用及び諸経費を補てんする目的で、ドライブレコーダー協議会から一律4万円の補償金が支払われます

>>交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度

まとめ:前方&後方カメラは最低限必要

超優等生なケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】。

個人的にデメリットは値段ぐらいでその他は何も気になりません。

しいて言うならば360ºカメラではないところ。ここは好みあるんじゃないかなーと思います。

ドライブ中には、いろんな方向から危険が迫ってきます。特に車両の前後からの事故や危険運転は多いですよね。

これからの時代は、前方&後方カメラ付きドラレコの取り付けはマストになってくると思われます。

しー

高品質なドラレコを取り付けて、安心安全なドライブを!

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