コラゾンのテールランプは本当に車検対応品なのか?

レヴォーグやWRX用に販売されているコラゾン社のテールランプは本当に車検対応品なのでしょうか?!

このような疑問にお答えします。

コラゾンは、スバル車専門のパーツブランドで、エアロパーツを中心に、スバル専用の部品を製造販売しております。 ホイールやマフラー、ステアリングやテールランプなど、様々な商品を販売しているメーカーです。

最近では、初代レヴォーグやWRXを所有されている人で、コラゾンのテールランプに交換されている方をよく見かけますよね。

スバル車専門のパーツブランドなだけあって、昔からスバルファンの中でも絶大な信頼を得ており、人気があります。

で、たまに「車検不合格になった」という意見を耳にすることがありました。

検査員判断なところも多いテールランプなので地域によっても判断はバラバラです。

ちなみにメーカー公式サイトでは、このような記述があります。

スポーティ&エレガントをキーワードに視認性と信頼性を徹底的に追求し、製品の信頼性を向上させることで従来の2倍となる2年保証を実現。ECE規格認証(Eマーク)を取得し保安基準にも適合。

引用:コラゾン

メーカーは、Eマーク取得品であり、保安基準適合品であることを謳っています。

ですが、社外品パーツでEマーク取得品でも、検査員によっては車検に通すことができないケースもあったりします。

しー

この記事では、自動車整備士(メカニック)として、ならびに自動車検査員として働いているわたしが、レヴォーグ、WRX用に販売されているコラゾンのテールランプが実際に車検に対応しているのか解説していきます。

本記事のテーマ

コラゾンのテールランプは本当に車検対応品なのか?

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?

さっそく結論ですが、わたしが働いている整備工場では保安基準適合で判断しています。

そしてコラゾン社は、大阪陸運支局、独立行政法人・自動車技術総合機構にて保安基準に対して問題が無いことを立証していただいたうえで販売をしているという情報も聞いております。

その内容を踏まえたうえで保安基準適合品である理由を、今までわたしが陸運支局に問合せた回答と保安基準を照らし合わせながら解説していきます。

Eマークとは

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|Eマーク

まずは、Eマークについての内容です。

EU加盟国(欧州連合)向けに自動車部品を輸出する際、製品に表示が求められる適合マークのこと。EUでは、自動車部品の流通において、品質基準や環境基準を徹底するため、欧州連合各国に適用される指令に基づく認証の取得が義務付けられています。これは、純正部品、補修部品を問わず、いずれの製品にも課せられるもので、日本から自動車部品を輸出する際にもこの認証の取得が求められます。製品の安全性や品質性能の確保、環境負荷に関わるものなど、EU指令によって定められた54項目の技術基準ごとに取得が義務付けられ、認証を取得した製品には「eマーク」を表示するように規定されています。

Eマークは自動車・同部品の世界基準になります。

そのため、日本製の補修部品(アフターパーツ等)で世界に発売されている部品には必ず eマーク又はEマークの印があります。

引用:グッドサービス

こうした厳格な規制により、自動車の安全性や環境性能の向上を促したEUの取り組みは、先進的で、世界の自動車産業に安心・安全という価値領域を確立しました。また、EU加盟各国で一度認証を受けた「eマーク」製品は、EU各国で流通が可能になるため、市場競争の活性化にもつながっています。同様の適合マークに、国連欧州経済委員会(UNECE)が作成したECE基準に基づく認証を受けた「Eマーク」があります。国連欧州経済委員会の加盟国は、ヨーロッパを中心に、北アメリカやアジア諸国など50カ国以上。現在では、世界各国で流通している日本製の補修部品(アフターパーツなど)のほとんどに、「eマーク」や「Eマーク」が見つけられるはずです。

身近な物としては、タイヤが挙げられます。その他に、ディスクブレーキパッドやマフラー、ワイパーブレードなどにも表示されています。

これらのマークは従来、輸出向けの部品を対象にしたマークとして認知されてきました。それが現在では、欧州自動車メーカーに限らず、日本を含む各国の自動車メーカーも、部品のサプライヤに対して「eマーク」や「Eマーク」の取得を求めるようになっています。

引用:グッドサービス

少し長ったらしい文章ですが、簡単に言うとEマークは自動車・同部品の世界基準になります。

そのため、日本製の補修部品(アフターパーツ等)で世界に発売されている部品には必ず eマーク又はEマークの印があります。

EU加盟国(欧州連合)向けに自動車部品を輸出する製品に表示が求められる「Eマーク」が世界基準の認証になっており、取得していれば品質も認められているパーツと考えて良いので、保安基準も大丈夫ですよという判断材料になりえるわけですね。

レヴォーグ用の点灯パターン

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|レヴォーグ用の点灯パターン

ここからは、レヴォーグ用のコラゾン テールランプの点灯パターンで、わたしが気になったところをいくつか解説します。

レヴォーグ用には、大きく分けて3種類のテールランプのラインナップがあります。

①ロングシーケンシャルモデル
→ウインカー点灯切り替え機能を解除して、4灯をシーケンシャル(流れる)ウインカーだけを搭載したモデル

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|レヴォーグ用の点灯パターン

②スタンダードモデル
→コラゾンテールランプの標準モデル(2灯ウィンカー)。流れるウィンカーも選べます。

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|レヴォーグ用の点灯パターン
コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|レヴォーグ用の点灯パターン

③スウィッチバージョン
→切替スイッチを搭載し、シーケンシャル(流れる)、フラッシュ(点滅)の点灯パターンを自由に選べます。

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|レヴォーグ用の点灯パターン

これら3種類の違いは、「ウィンカーが流れるか」「切り替えられるか」「デザイン」の違いになります。

では、ここからは気になったところをいくつかご紹介。

※以下の判断は、わたしが住んでいる地方の陸運支局から頂いた保安基準の判断となります。

バックランプとウィンカーの兼用

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|バックランプとウィンカーの兼用

これは、4灯流れるウィンカーの場合です。

ウィンカー(ハザード)作動状態でバックに入れるとゲート側(内側)レンズはウインカー点灯からバックランプに切り替わります。

その時のウインカーの点灯状態ですが、外側レンズは同じ周期のままで連鎖点灯し、バックランプとして点灯しているリヤゲー ト側(内側)部分がウインカーとして機能していない為、ウインカーの点灯周期が他と比べて短く変化します。

この場合は、バックランプとウィンカーの兼用に関しては、「兼用灯火の判断基準として記述が無いものは認められていない」と兼用灯火に対して不適合と判断するのか、「 定められた規定が無いので不適合とは言えない」 と判断するかによって適否が異なります。

よってこれは、Eマーク取得品かでの判断になるので保安基準適合と判断してもOKと考えれます。

尾灯が側方まで回り込み

尾灯の点灯状態が側方まで回り込むように点灯し、夜間であれば前方からでも視認ができてしまいます。

保安基準の第42条その他の灯火等の制限内の前方灯火の禁止について「指定自動車等と同一の構造を有し、かつ、同一の位置に備えられているもので、側面に回り込む赤色の照明部を有する後方に表示する灯火は、この基準に適合するものとする」とあります。

この場合は、「前方から視認出来る尾灯」なのですが、前方を照射していると考えなくとも良いとのことでした。

このランプでは、前方から見える赤色の灯光は前方を照射していると考えなくても良いとの解釈で、適合と判断してもOKとのことです。

ただ、ここでもEマーク取得品かの違いが重要になってくるかと思います。

スイッチでの切り替え

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|スウィッチでの切り替え

スイッチの切り替えによってウィンカーの点灯方式(点滅式⇔連鎖式)を切り替えれるパターンです。

スイッチによってウィンカーの点灯方式の切り替えが出来ることは、保安基準上問題ないのでしょうか?

この場合は、その全ての点灯方式(切り替えた全ての状態)が適合状態であることが必要だと考えます。

点灯方式の切り替えで不適合になる状態があれば、保安基準上問題があるでしょう。

点灯パターンが2パターンと言うことなので、ウィンカーの点滅周期に大きな変化がなければ保安基準適合と判断してもOKとなります。

WRX用の点灯パターン

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|WRX用の点灯パターン

次に、WRX用のコラゾン テールランプの点灯パターンで、わたしが気になったところをいくつか解説します。

WRX用にも、大きく分けて3種類のテールランプのラインナップがあります。

①スウィッチバージョン
→切替スイッチを搭載し、シーケンシャル(流れる)、フラッシュ(点滅)の点灯パターンを自由に選べます。

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|WRX用の点灯パターン

②シーケンシャルプレミアム
→最上級モデルのスウィッチバージョンと同じくインナーFLP(Four Leaves Plating)をクローム仕上げ仕様のままにウインカーをシーケンシャル(流れる)ウインカーのみに設定。

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|WRX用の点灯パターン

③タイプR
→インナーベゼルにある4箇所のクローム仕上げ部分のFour Leaves Plating(通称FLP)をグロスブラック仕上げとすることで、よりハードなスポーティスタイルを演出します。

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|WRX用の点灯パターン

これら3種類の違いも、「ウィンカーが流れるか」「切り替えられるか」「デザイン」の違いになります。

では、ここからは気になったところをいくつかご紹介。

※以下の判断は、わたしが住んでいる地方の陸運支局から頂いた保安基準の判断となります。

ブレーキランプとバックランプが兼用

保安基準で言うところの「制動灯」と「後退灯」に関する法律に該当します。

「兼用灯火の判断基準として、記述のないものは認められない」と兼用灯火に対して不適合と判断するのか、「定められた規定が無いので不適合とはいえない」と判断するのか。

ここでもやはり、Eマーク取得品かの違いが重要になってくるかと思います。

ただ、大阪の陸運局では適合と判断されているという情報があります。

冒頭にお伝えした通り、コラゾンが大阪陸運局、独立行政法人•自動車技術総合機構にて保安基準に対して問題がないことを立証した上で販売しているという情報も聞いています。

「不適合とはいえない」という判断のもと、保安基準適合での判断で差し支えないと思われます。

結論:保安基準適合品である

コラゾンのテールランプは本当に車検対応なのか?|結論:保安基準適合品である

今回は以上となります。
最後にまとめです。

まとめ
  • 保安基準に対して問題がないことを立証した上で販売している
  • 保安基準に記述がない項目は「Eマーク」が判断材料になる

あくまでこの記事の内容は、わたしが住んでいる地域の陸運支局からの情報をもとに書いています。

指定工場によったら不適合になる可能性は少なからずありますので、ご注意ください。

そして、Eマーク取得品だからといって保安基準適合品で、必ず車検に通るとは限りませんので、カスタムするのであればこういった知識には注意が必要です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です