このような疑問にお答えします。
結論から言うと、これは「デメリットをいかに最小限にしたサービスに申し込む」か。
あるいは、「デメリットを克服するための工夫をする」ことがポイントになります。
「車の一括査定はやめたほうがいい!」
ネット上の口コミや評価では、頻繁に見かけるフレーズですよね。
筆者も過去に生活費がどうしても足りなくなり、「バイクをすぐ売ってなんとかしたい」と一括査定サイトに登録した経験があります。
結果としては買取大手の「バイク王」で、相場よりも破格の査定額で売却することができました。
とはいえ、売却までの道のりは結構苦労したのを記憶しています。
この記事では、「あの時こうすれば良かったなぁ」と思ったことを踏まえながら、これから安心して愛車を売却されたい人向けに、一括査定サイトのデメリット克服方法を解説していきます。

一括査定サイトのネガティブな情報だけが1人歩きしてしまい、断念するのはもったいないです。
車一括査定サイトは、「早く・高く売る」に特化しており、売却する上では画期的で新しいサービスになっています。
ぜひ最後まで読んで頂き、安全に取引ができるように工夫しましょう。
もくじ
何が不安なのかを明確にする

「車一括査定サイトはやめたほうがいいよ」と言われるもっとも大きなデメリットとは何でしょうか。
筆者が考えるに以下の3つに絞られます。
- しつこすぎる「営業電話ラッシュ」
- 入力した「個人情報の流出」
- シンプルに「胡散臭い」
こんな感じ。
順番に解説します。
しつこすぎる「営業電話ラッシュ」
車の一括査定怖すぎ!!!!
— 🐸ロドじぃ(26)🐸@We’ll be alright (@numa_ziii) July 15, 2018
30分で40件ぐらい電話くるんやけど!!!!!!!!
車一括査定した。
— ariko (@satocherry3) November 10, 2019
驚く程電話がかかってきてビックリ‼️他社と電話で話してる時もジャンジャンかかってきた。査定額、ほぼ同じぐらいだけど、一社、高値で買い取ってくれるとこがありそこに決めました。
車一括査定サイトの最大の懸念「営業電話ラッシュ」。
そもそもなぜこんなに電話がかかってくるのでしょうか。
理由としては、一括査定サイトを利用した人のうち約70%の人が「いちばん最初にアポが取れた買取業者に決定してしまう」といわれています。
業社と電話している最中にも電話のキャッチ音が鳴り続け、膨大な着信履歴が残っていることもしばしば。
そのため、買取業者各社は1秒でも早く電話をかけて、ユーザーと査定のアポを取り、他の買取業者よりも早く査定し買取しようとします。
他にも以下のような理由が考えられます。
- 実車査定が遅くなると、他社に売られてしまう
- 1番最初に実車査定できれば、即決交渉もできる
- ユーザーの相場観がわからない内に交渉したい
- 早く買取できればクルマの価値も下がらない
- そもそも電話に出てくれない可能性がある
半導体不足に悩まされる新車販売の影響では、中古車の珠数はかなり減ってきています。
この状況がいつまで続くのかは予想がつきません。
買取業者にとっての最大のピンチは「売れる商品が減ってしまうこと」です。
そもそも商品がなかったら商売もできません。
なので、車一括査定サイトから依頼がきたらメールではなく、すぐアポが取れる「電話」で交渉しようとしてくるのは必然なんですね。

ほぼ全ての買取業者が同じ思いでしょう。
クルマ業界で10年ほど働いている身としても、昨今の中古車の高騰・珠数の減少は異常です。
買取業者も必死ですし、ノルマを課せられている営業マンはもっと必死でしょう。
入力した「個人情報の流出」

2つ目に考えられる不安材料は「個人情報の流出」です。
車一括査定サイトには、クルマに関する情報はもちろんですが、連絡先をはじめとした本人に関する個人情報も入力しなければいけません。
ここで心配になってくるのが「その個人情報ってちゃんと管理してくれるの?」という部分。
これは正直言うと、不透明です。
車一括査定サイトは、1回の入力で多くの買取業者に情報が回るので、確かに便利な反面、リスクもつきまといます。
しかも、車一括査定サイトの運営側にも知られるわけです。
これは実際に筆者が中古車業界の人に聞いた話ですが、一括査定サイトを利用する買取事業者はある程度決まっているとのこと。
なので、毎回同じ会社の営業マンと顔を合わせる場合が多いそうです。
ということは、買取業者同士で買取価格などの口裏を合わせられてしまう可能性があり、そのタイミングで個人情報が流出し、売却後にも見ず知らずの営業をかけられる、といった危険が考えられるわけですね。

どのように扱われるかは分かりません。
ただ、嘘の個人情報を入力したら査定額を知るすべがないので、本末転倒となってしまいます。
シンプルに「胡散臭い」

ネットサーフィンしているとたびたび出てくる「ネット広告」。
その「ネット広告」の中にも車一括査定サイトが目に入ってきます。
車買取は目に見えないサービスだからこそ、ネット広告をバンバン打ってます。
そして、アクセスしてみたらどこも「◯◯販売実績No.1」「〇〇ランキングNo.1」など、何かしら理由をつけて実績を謳っていますよね。
メリットばかり書いて、笑顔の可愛いお姉さんも起用して、親近感も漂わせてくる。
「もしかしたら詐欺なんじゃない?」
こう思ってしまうならネットでクルマを売るのは向いていません。
実店舗に行きましょう。

直感も大事ですよ。
デメリットを克服する「3つの方法」
車一括査定サイトの代表的なデメリットをご紹介しましたが、次にそれに対してどのように対処すればいいのか。
完全にデメリットを排除する方法はありません。
ただ、最小限にする工夫はあるので、やれることはやっておきましょう。
その1.査定会社を減らし「営業電話を最小限に」
一括査定サイトで電話かメールにて対応と書いてあるのに一気に10社から電話くる地獄。。。メールで連絡しろや。。。
— あき (@bi_hi_0526) March 11, 2020
メールで連絡で来るはずのweb一括見積りの類,だいたい電話で連絡が来るからガン無視する
— べーた(無職) (@betaEncoder) February 25, 2020
「営業電話ラッシュ」を避ける方法として「メールでの交渉」が挙げられます。
ただ、メールを希望しても電話がかかってくるといった事例が散見されます。
これは、オートコールシステムを入れている買取業者が多く存在し、入力画面の自由テキスト欄にメールアドレスを入力したとしても、無視されることが大半だからです。
買取業者からしても「最初のアポ」が重要なので、ちまちまメールでのやり取りをしていたら他に取られてしまいますからね。
なので、営業電話は来るものと考え、こちら側からできることは「査定依頼をする業者を最初から絞り込む」。
ようは、数多くの買取業者から査定依頼がくる車一括査定サイトを利用するのではなく、3社程度に絞り込めるサイトを利用することです。
で、なぜ3社なのかと言うと、車一括査定サイトを利用するからには高額でクルマを売りたいわけですよね?
となってくると相見積もりが必要になってくるかと思います。
多すぎると連絡が大変ですし、少なすぎると売りたいクルマの相場観がわからない。
その点を踏まえると3社が非常にバランスが良いんですね。
連絡も最小限に抑え、相場観もある程度わかります。
当サイトでは「MOTA車買取」を強くおすすめしています。
最大10社以上の業者の中から、上位3社に絞り込んでもらえるので失敗も少なく、数が減る分、車一括査定サイトの最大の弱点でもある電話ラッシュも最小限に抑えることが可能です。

何十回と電話がかかってくる車一括査定サイトと違って、電話が3回しかかかってこない「MOTA車買取」は、デメリットを最小限に抑えた新しいサービスです。
\\しつこい営業電話なし//
その2.オークションも選択肢に入れる

オークション形式の車一括査定サイトは、簡単に説明すると「ネットで入札して買取額を決めるオークション」のこと。
メルカリ、ヤフオクのようなイメージですね。
なぜオークションをおすすめするかと言うと、「営業電話ラッシュなし」「個人情報の保護」の観点からですね。
車買取オークションの代表格「ユーカーパック」を例に説明します。
車一括査定サイトを利用すると、査定の申込は一度でOKですが、その後の査定の日程の調整であったり、買取価格の提示を受けての商談はすべて個別で買取会社とやり取りをする必要がでてきます。
例えば、一括査定に提携している買取会社が10社であれば、10回実際にクルマを査定をしてもらって、10回買取価格を提示してもらう必要があるということです。
一方、ユーカーパックでは提携の査定員がクルマを1回査定するだけ。
査定の際に「UIS」というオリジナルの査定アプリで査定したクルマをデータ化し、出品後はユーカーパック側がすべて仲介してくれます。

なので電話はあなたに寄り添った着信が1本くるだけ。
営業電話ラッシュに悩まずにすみます。
続いて個人情報に関しては、やり取りするのは「ユーカーパック」のみなので最小限で済みます。
さらに、ユーカーパックのオークションで買取店に開示される情報は「車両の情報のみ」。
「個人情報」は含まれません。
買取店は買取オークションに出品される車両の情報を確認し、入札を行います。
売買が成立し、購入者からの売買代金の入金が確認でき初めて、お客様の情報が購入者に開示されます。
ユーザーと直接やり取りをすることは車両の引渡のタイミング以外ありません。

出品者と買取店のやり取りには必ずユーカーパックが仲介するので、代金トラブル等がないのもポイント。
ただ、誰も買い取ってもらえないケースが発生するリスクがあるので、ここが車一括査定サイトとの大きな違いですね。
※ユーカーパックについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
その3.合同査定を行う

「ネットオークションは時間がかかるからイヤ。とはいえ、数多くの業者と競い合わせて、高額買取を狙いたい!」。
そんな人も少なくないはず。
そんな人には合同査定をおすすめします。
合同査定とは、一括査定サービスに申し込みをして、複数の業者に同じ日時に出張査定に来てもらうことです。
いっそのこと、各社の査定をまとめておこなえばいいんです。
たとえば、3社から査定依頼をした場合それぞれ別の日に行うと3日かかりますが、これが1日ですむわけですから時間は大幅に短縮されます。
このメリットを生かせば、複数の業者から査定をあつめても苦になりません。
なのでぜひ査定を合同で行う際は、3社以上は査定を依頼しておくと良いでしょう。
査定は多く集めれば集めただけ、高く買取してくれる業者を見つけることができる可能性が上がりますから、高値に繋がりやすい。
自社よりも高値を提示している業者を目の当たりにすれば、その後しつこい営業をかけづらい状況にもなります。
即決しなかった場合、最高値を提示した以外の業者から後日連絡が来る事もありますが、基本的に最高値の業者を超える査定提示の連絡になります。
強引に安い価格で商談をまとめようとする行為はありません。
複数の業者と比較検討したいけど、しつこい営業を懸念する人に最もおすすめできる手法です。
利用者急増中!今注目の「売る・買う」サービス
クルマをお得に売買されたい人必見!
当サイトが激推しする便利なサービスをご紹介します。
新鮮で上質な中古車を!「ガリバー中古車問い合わせ」

「ネットで安心して中古車を買いたい…。」
「問い合わせが簡単なサイトで買いたい…。」
ネットで中古車を買うとなるといろんな不安が頭によぎります。
なぜなら「クルマを買う」というのは実店舗で買うのが昔からの王道だからですね。
クルマは家の次に高いと言われる大きな買い物。
そんなあなたにおすすめなのが「ガリバー中古車問い合わせ」です。
ガリバーで中古車で買うメリットとしては以下の通り。
- 創業28年「中古車業界トップの信頼と実績」
- 全国で中古車が「毎日500台入荷」
- 修復歴を徹底的に公開する
- 100日までの「返品サービス」
- 最長10年の「保証」
これらの強みがあるのでは、つねにユーザーに寄り添い、中古車業界のトップを走り続けてきたからです。
デメリットもいくつかあるものの、それは全て返品サービスで対応できます。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
「買取もガリバーで済ませたい」という人はこちらの記事もご覧ください。
高額買取なコレ一択!「ユーカーパック」

記事の途中でも触れましたが、
「時間がかかってでも高額買取を目指したい!」
このような人にはネットオークションをおすすめします。
その中でも当サイトが激推しするのは「ユーカーパック」。
ユーカーパックには、約5000社以上の買取店が登録しており、高額買取でお馴染みの「車一括査定サイト」に比べて、圧倒的に高額買取のチャンスが高いです。
自分のクルマを見てくれる業者が膨大なので、売れるまでの日数(約1ヶ月程度)はかかるものの、「とにかく高く売れるチャンスが欲しい!」という人には必見です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
とにかく早く売りたい!「車一括査定サイト」

「とにかく車を「早く・高く」売って、手元にお金がすぐ欲しい」
そんな人には「車一括査定サイト」でおすすめ。
サイトに1度入力すれば複数の業者とアポが取れます。
店舗を持っている買取店であっても、直接お店に行かなくてよいので効率が良いわけですね。
またネット上であれば基本的に24時間・365日査定依頼を出すことが可能なので、思いついた時に手続きできるのも魅力の1つ。

わたしも利用した経験がありますが、相場の2倍以上の高値で買取を実現しました。
デメリットである「営業電話ラッシュ」はウザいですが、工夫次第でなんとでもなります。
時間をかけたくない忙しい人には利用する価値アリです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
車・バイクの一括査定をは、あまりにもデメリットが目立つので、一括査定に申し込むか躊躇している。