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【BLITZ】ミラクルキャンバーアジャスターは本当に車検対応なのか?

 BLITZのミラクルキャンバーアジャスターはHPにあるとおり、構造変更の必要がなく、本当に車検に対応できるのでしょうか?

こういった疑問にお答えします。

まずはこちらをご覧ください。

BLITZのミラクルキャンバーアジャスターとは、BLITZのダンパーZZ-Rシリーズ専用のキャンバー調整を手軽にできるオプションパーツです。

メリットとして、

  • ロアアームの位置を適正化。
  • スプリングの有効ストロークを確保。
  • アライメントの幅が広がる。
  • ローダウン時のストローク不足を解消できる。
  • キャンバー調整ができる。

となっております。

ローダウンをしつつ、乗り心地を犠牲にせず、走行安定性を向上できる優れものです。

車検の適合性に関して、公式HPではこのようになっています。

本製品は基本的には構造変更の必要はありません。

しかし、検査官によっては、アームの改造と判断を行い改造申請、構造変更が必要と判断する場合もあるようです。

最終的には、現場の検査官の判断にゆだねられることになります。

管轄の運輸支局および自動車検査登録事務所にご確認いただけますようお願いいたします。

BLITZ
しー

そこで、正規ディーラーで検査員として働いているわたしが、

BLITZのミラクルキャンバーアジャスターが本当に車検対応なのか解説します。

【BLITZ】ミラクルキャンバーアジャスターは本当に車検対応なのか?

選択

結論ですが、改造申請を行うことなく、取り付けることは可能と判断できます。

解説していきます。

保安基準でネックになってくる部分

わたしが疑問に思ったところは、ラテラルリンクとナックル取り付け部の間にアジャスターを追加することです。

ラテラルリンクは、スバルでの呼び名で、
トヨタの場合はロアーアームになります。

要はアームが変更されてしまうとそれなりの書類と変更届けが義務付けられています。

構造等変更検査ですね。
アームは荷重がかかる部分と判断されてしまいます。

ですが、公式HPにはその必要はないと謳っています。
検査員判断になる可能性もあるとも記載されていますが、実際のところどうなのでしょうか?

【実体験】過去に保安基準不適合として判断した話

過去にわたしは、【BLITZ】ミラクルキャンバーアジャスターをWRX STIに取り付けているユーザーさんに、

ユーザー

これってそのまま車検通せるよな?

このような質問をいただきました。

しー

車高調などのダンパーの交換は、指定部品なのでOKなんですけどー、

ただ、【BLITZ】ミラクルキャンバーアジャスターは、アーム一部の構造が変更されてしまっているので構変しないと無理っすね。

とお伝えしました。

するとユーザーさんは、陸運局に持ち込み検査を行おうとしたところ、
構造等変更検査の必要なしとの回答があったようです!

ユーザー

構変いらねーってよ。

その後に整備振興会に問い合わせたら同じく、構造等変更検査の必要なしとのことでした。

マジかよー。

陸運局での判断

陸運局での判断

ここからは、わたしが住んでいる陸運局での判断について解説します。

装着すること自体は問題ない

【BLITZ】ミラクルキャンバーアジャスターを取り付けることによっての改造申請は必要はなく、取り付けること自体には問題ないとのことです。

なので、自動車部品として取り扱ってOK。

ただし、指定部品ではないので最低地上高には注意すること

改造申請が必要になるのは、ラテラルリンクの交換のようにそのものの変更を行う場合が多く、今回のようなアフターパーツ装着(追加)する場合については改造とならない。

ですが、このアフターパーツを装着することによって車高が大きく下がるなど、車検証の諸元値より一定範囲を超える変更となる場合は、構造等変更検査を受ける必要があります。

【補足】「指定外部品」と「指定部品」

ラテラルリンクは、アーム類に該当しますので指定外部品となります。

指定部品以外のパーツを改造してそのまま走行すると、違法とみなされ、公道で走ることが不可能になりますので、構造等変更検査が必要になります。

ちなみに改造許されている指定部品を一部ご紹介しますね。

指定部品
車回りエア・スポイラー、デフレクター、ルーフラック、フォグライト、エアロパーツ類など
車内オーディオ、空気清浄機、カーナビゲーション、無線機など
操作装置シフトレバー、パワー・ステアリング、など
走行装置タイヤ、ホイール
足回りストラット、コイル・スプリングなど
排気系マフラーカッター、エギゾースト・パイプなど
その他ミラー、火器類、身体障害者用操作装置など

これらは改造が許されている部品となりますので、構造等変更検査は必要ありませんが、車検証の諸元値より一定範囲を超えてしまうとアウトになりますので注意です。

【注意】これは一例にすぎません

よって、今回ご紹介した【BLITZ】ミラクルキャンバーアジャスターは、改造申請を行うことなく、取り付けることは可能と判断できます

が、

これは、わたしが住んでいる陸運局が「現物確認」した結果での判断です。
地域によったら別の判断をされる可能性があります。

【BLITZ】ミラクルキャンバーアジャスター以外の類似パーツがあった場合は、金属部の肉厚等の違いもあるので、

必ず陸運局での持ち込み検査を依頼するようにして下さい。

ディーラーにそのまま行くと断られる可能性があると認識しておきましょう。

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しー
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メカニック歴10年目|国家2級整備士|自動車検査員|愛車:SUBARU FORESTER(SK9)|スバリスト歴12年目|2020年6月ブログ&ツイッター&インスタ開設|ライティングスキルを磨くために日々奮闘中|車初心者や若手メカニックに聞かれる悩みなどにお答えします|スバル向けコンテンツに詳しい